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2011年10月30日
第2の仕事場
このところ薪割りにいそしんでいます。「薪小屋」にいる時間も長くなりました。診察室に続く第2の仕事場になっています。
小屋があるので作業は雨が降っても平気。これから寒くなっても作業ができそうです。
小屋の中は、割ってもらうことを待っている丸太がいっぱいです。
22馬力という強力な薪割り機が、私の相棒。
これがなかったら力のない私に薪割りなんて、とてもできません。これからまだまだ活躍してもらいましょう。
投稿者 tsukada : 17:18
秋です
10月最後の日曜日。公園はすっかり秋の装いになっていました。
昨日までは多少汗ばむほどのお天気でしたが、今日は時々小雨が降り、肌寒さを覚えます。
近くのグラウンドでは中学生が陸上競技大会を開いていました。でも公園には子どもたちの姿はなく、ひっそり。
まるでプライベート・パークのよう。そんな中をのんびりお散歩してきました。
あと1か月もすればきっと雪が降り始めることでしょう。お散歩できるのもあとわずかです。
投稿者 tsukada : 14:19
2011年10月27日
ただ今工事中
薪ボイラーの設置工事が始まっています。敷地の植栽を切って整地したあと、今は基礎のコンクリート打ちをしています。
雨ざらしにするわけにはいかないので全体をおおう建屋は必要。冬には雪が降りますが、その時こそ出番の施設ですから、ある程度しっかりとしたものにしてないないと。
でも簡単に考えていました。駐車場と同じようにコンクリートを敷けばそれで十分かと。工事が始まってみると、建物を建てるのと同じくらいにしっかりと基礎なんだと知りました。
確かにそこそこの強度は必要です。ボイラーは0.5トンほどですが、1トンの貯湯タンクが3基あります。他の設備を入れれば数トンの重さになるわけで、やっぱりそれほど簡単な構造ですませるわけにはいかないですね。
院内各所の配管工事もすでに始まっています。全館の暖房をまかなうつもりなので、配管はそうとう長くなりました。さらに、すでに出来上がっている建物に後から配管をするので、工事は複雑かつ煩雑になってしまいました。
このまま工事が進むと12月上旬にすべての工事が完了する予定です。冬が本格化する前に、薪パワーを発揮できる準備が整うようになるでしょう。いろいろな意味で楽しみです。
投稿者 tsukada : 17:23
2011年10月26日
講義が終了
看護大学での小児科学の講義が、今日終了しました。3週にわたり、90分授業を5単位。お付き合いいただいた学生さん、お疲れでした。
話が長くなったり、脱線したりして、最後は時間がたりず、全ての内容をお話できませんでした。資料はお渡ししてありますので、目を通してみて下さい。ご迷惑をおかけしてしまいました。
私の普段の主な仕事は病気になった子どもたちを診療すること。熱が出たり、咳のある子どもたちを診察し、投薬したり、必要な処置をしたりします。ほとんど反射的に(?)判断しながら、仕事をこなしています。
講義では基礎的な事柄から始まり、疾患についての知識を分かりやすく伝えます。とくに病態生理といって、どいしてそうなるのかという病気の仕組みに力を入れてお話をしました。
看護学生さんに勉強をしてもらうために講義をしていますが、勉強になっているのは私も同じ。日常診療の中では意識していない基礎的なことをおさらいをしたり、珍しい病気について勉強し直したりしました。
教える方があやふやな知識だと、講義の内容がいいかげんになってしまいますので、いつもは開かない参考書をあちこち見直すのも、大学で教える機会がなければあまりしていないこと。
今年の授業では質問がたくさんできました。一つひとつの質問に回答をしていったらずいぶんと時間がかかってしまい、最後は「尻切れトンボ」になってしまったのは申し訳なかったのですが・・。
質問の内容をみていると、授業の内容が明瞭ではなかったり、説明不足だったりしていることが多く、反省点も多々あると感じました。でも、そんな質問でもたくさん寄せてもらったということは、授業に関心をもってもらったからと、肯定的に考えています。
学生さんが主体的に取り組むことが、学問の一番のあるべき姿。聞きっぱなしにならず、分からないことをどんどん聞いてみる。自分でも調べてみる。そして知識をしっかりしたものにし、そういった過程の中からものごとの考え方、仕事のやり方を身につけていってきただければ、いずれ良い看護師として育っていっていただけるのではないか、とも考えています。
私にとって教壇に立つのは本業ではありませんが、私なりに精一杯やってみました。その成果が少しでも学生さんたちに良い結果として現れてくれれば、これほど嬉しいことはありません。
お疲れさまでした。
投稿者 tsukada : 17:23
2011年10月25日
ラグは誰のため?
新潟では雨が降り、急に寒くなりました。こんな日は薪ストーブの出番です。
ストーブの前にラグをひきました。火のついた木が飛んで、床に焦げをつくることもあるので、それを防ぐためのもの。難染性の絨毯で、お値段はちょっと高かったです。
そしたら、ちゃっかりとワンコがすわりました。自分の居場所ができたかのように。きっとそうなるとは思っていたのですが。
温かい(というより熱い)薪ストーブの前で、ご機嫌よくしています。そんな様子を見ていると、心が和みますね。
投稿者 tsukada : 17:24
2011年10月24日
寒くなりました
寒さが増し、季節が一気に進んでしまったようです。北海道などで雪が降ったとニュースで報じています。
急な寒さとともに、昼と夜とでは寒暖差も大きくなっています。風邪などひかないよう、衣服の調整など、体調管理にご注意下さい。
そんな天候を、私は多少喜んでいます。薪ストーブの出番だからです。我が家の冬の風物詩でもあり、楽しみです。
今日は今シーズン初めて、薪ストーブに火を入れました。
やっぱりいいです。部屋を暖めてくれるし、体が芯から温まります。薪の炎を見ていると、心も温まる気がします。
薪は我が家の貴重な「自然エネルギー」。これから冬場は大いに活躍してくれるでしょう。薪ストーブを使うことが社会にも役に立つことだということも嬉しいです。
薪ストーブ愛好歴約20年ですが、やっとその真価が認められたようです。今シーズンはもっと薪ストーブの出番が増えるでしょう。
投稿者 tsukada : 18:16
自然災害
このところ、大規模な自然災害のニュースが毎日のように伝えられています。先週からはタイの洪水被害に目を疑うほど。国土の数分の一が水につかり、日本企業の工場も多くが稼働停止してしまっているようです。
今日はトルコで大地震がおきました。多くの建物が崩壊し、数百人以上が亡くなっているそうです。
日本でも西日本で大雨による災害が起きていました。土砂ダムがいくつもできて、今でもその下流域で災害がおきる可能性が残っています。
そんなニュースを見ながら、自分に何ができるのだろう、してあげられるのだろうと思うと、無力感に襲われます。ただただ早く終息し、みんなが笑顔になることを祈るのみです。
投稿者 tsukada : 17:25
2011年10月19日
まずは更地に
薪ボイラーを設置するためにまず必要なのが敷地の整備。当院に西側に残っていた数十坪の緑地を、このプラントの用地にすることになりました。
これまでは周囲に大きな木が何本もあり、芝生を敷き詰めたミニ公園でした。昨日の朝撮った写真です。
これが今日はこうなっています。
植栽をすべて片付け、木製フェンスを外し、芝生もはいであります。これだけを見ると、ちょっとさびしい気持ちにもなります。
この部分は当院開業以来、ずっと緑があった場所。1990年からもう20年以上です。当初は一部を畑にしたり、コスモスを植えたりもしました。5年ほどして公園として整備し、ブランコやベンチを置いて、来院した子どもたちや地域の方々にも自由に利用してもらっていました。
私にとっても医院にとっても思い出のあるところです。こんなふうになってしまうと、時の流れをあらためて感じてしまいます。
でもこの場所は生まれ変わります。薪ボイラーのプラントが、小さいかもしれないけれど世のため、人のためになります。また違った形で役にたつことになるわけですから、喜ばしいことですね。
なお、切った木々の一部は当院で薪として使うことになります。そんな意味でも、けっして無駄になるわけではありません。
これから工事が本格的に始まります。次第に形ができてくるのを日々目にします。完成するのが楽しみです。
投稿者 tsukada : 17:25
2011年10月17日
夢のシステム、着工です
本日、当院の「薪ボイラーによる暖房」プロジェクトを着工いたしました。工期は1か月半ほどかかり、11月中の完成を目指します。
すでにこのシステムの中核である薪ボイラーはチェコスロバキアから空輸され、医院に到着しています。1トンの容量がある貯湯タンクは3機が国内の工場から納品されています。
工事はまずそれらを納める建屋を作ります。医院西側の小さな公園を転用し、そこに施設を設けるものです。
医院の暖房に使うように、お湯の配管工事もしていきます。これが大変なことになっていて、当初の構想からどんどん広がり、全館に色々な形で配管をすることになりました。手間、費用、工期もそうとう大きなものになっています。
しかし、おそらくかなり完璧な暖房システムになることでしょう。暖房のための電気と灯油の使用量は激減することになるでしょう。完成し、稼働してみないと正確には分かりませんが、そう期待できるだけの手応えを設計の段階から感じています。
薪というと古臭いものという印象があるかもしれませんね。日本ではずいぶん昔に廃れてしまったエネルギー供給の手段です。
でもチェコスロバキア製の薪ボイラーを実際に目にしてみると、とんだ誤解だと思い改めることでしょう。立派な機械です。
そして、ヨーロッパには薪を初めとした自然エネルギーを積極的に利用する考え方がしっかりとあり、そのための技術やノウハウもちゃんとあります。今回のプロジェクトは、薪ボイラーの代理店との間で情報交換しながら構築してきましたが、担当者はドイツの方です。自然エネルギーの利用に対して、情熱をもって仕事をされています。
私自身も薪ボイラーの存在は数か月前まで知りませんでした。節電が叫ばれ、停電対策をしなくてはいけないと考えていた時期に、薪で発電する方法はないかと探し始めたのがきっかけでした。
今でも覚えていますが、深夜、ベッドの中でiPadを使ってネット検索をしたところ、国内にその業者があると分かりました。翌日さっそく連絡をとり、説明にきていただいたりしました。残念ながらこの業者の薪ボイラーは商業用の入浴施設で使う大型のもの。価格もずいぶん高くて断念しました。
でも諦めきれず、またもや眠れない夜にベッドの中で、もう一度探してみたところ、チェコスロバキア製の薪ボイラーに出会いました。翌日、代理店に電話連絡したところ、ドイツ人の技術者と意気投合。当院の薪暖房にはこのボイラーしかない!と思って、購入した次第です。
しかし、実はそこからが大変na
道のりでした。これまで医院建物の設計を一手に引き受けていただいていた設計士さんにお願いし、設備の設計に着手してもらいました。しかし分からないことだらけ。さらに給湯設備に詳しい設計士さんにも加わっていただき、図面を何度も書き直して、やっと形が見えてきました。
工事の見積もりを出してもらったのですが、正直に言ってずいぶん高額になってしまったので、無理をお願いして削減したり変更したりして、やっとGOサインを出したのは10月に入ってからでした。
そんな苦難?を乗り越えて、薪ボイラー・プロジェクトは本日着工いたしました。完成まで1か月半ほど。完成するのが待ち遠しいです。
ちょっとレトロだけれど、実は自然エネルギーが主役になる次の時代を先取りする薪ボイラー! 期待は高まります!!
投稿者 tsukada : 17:27
2011年10月16日
インフルエンザ予防接種開始
インフルエンザ予防接種の季節になりました。当院では昨日から始めています。初日も特に混乱もなく、多くの方々にワクチンを受けていただくことができました。
例年ですと平日も接種を行っていたのですが、ワクチンの種類が増え、すでに手一杯の状態。今シーズンは土曜午後のみの体制にさせていただきました。
土曜午後の専門外来は従来も行っていますが、平日に実施できないために外来の時間を増やすなどして対応しています。10回の専門外来がありますが、トータルでは昨年までとほぼ同じくらいの方に接種することができるでしょう。
予約方法も変更しました。携帯電話やパソコンからインターネットを通じて、皆さんご自身に操作していただいています。今年初めての試みだったので、どうなるか心配していたのですが、こちらもスムーズにいっているようです。
利用者の皆さまにはいろいろとご面倒おかけしていますが、ご理解とご協力のもと、インフルエンザ予防接種が順調に始まったことに感謝申し上げます。
ところで、昨日は私もインフルエンザワクチンを受けました。左腕にほんの少し痛みというか違和感があります。でも感覚が、インフルエンザから自分を守ってくれるということを思い起こします。
インフルエンザの流行はない方がいいに決まっていますが、はやらない年はありません。やっぱり備えは大切です。まずは一人でも多くの方に予防接種を受けていただきたい。それがインフルエンザ対策の第一歩です。
投稿者 tsukada : 18:09
今日の成果
このところ休日に出張が多かったので、なかなか薪割りができませんでした。今日はジックリ半日かけて、薪割りに汗をかきました。
薪割りを始めたのは今から17年くらい前。これまでは自宅の薪ストーブのために丸太を集め、割っていました。これからは違います。医院の薪ボイラーのためにも必要です。
全館の暖房をほぼ薪ボイラーだけでまかなおうという一大プロジェクト! 今割っている薪が冬場に患者さんや職員を暖めることになる・・そう思うと、薪割りにもいっそうチカラが入ります。
それに、今まで培ってきた薪割りのノウハウが全部生きてきます。道具も、貯めてきた薪も役にたちます。
さらに、自然エネルギーである薪を使うことが節電対策にもなり、二酸化炭素の排出量削減でエコにもつながるという社会的意義もあります。
個人的趣味で始めた薪割りが、多くの人々のためになり、社会のためにもなるなんて、なかなかステキでしょ。
投稿者 tsukada : 17:12
誕生日です
昨日は我が家ではお誕生日でした。といっても、メスの愛犬=クッキーの話ですが。
10歳になりました!(パチパチ) 2001年生まれ。21世紀の最初の年の10月15日が誕生日です。
10歳というと、小児科外来ではもうかなり風邪などもひかず、受診することが少なくなった年代。もう少しすると思春期ですね。
でも犬の年齢では、もう老人かな? 6をかけると聞いたことがありますが、そうすると「60歳」になります。還暦なんですね。
そうか、まだ若いと思っていたけれど、けっこうお年。もっと大切にしてあげなくちゃ、ですね。
投稿者 tsukada : 16:13
2011年10月14日
明日は初日
雨と風が強くなってきました。全国的にもお天気は悪くなっているようです。ところによっては猛烈な大雨になっているとのこと。
災害がまた発生しないか心配されている方々も多いことでしょう。被害が出ないことを願っています。
当院では明日からインフルエンザ予防接種を行います。今シーズンは都合により土曜午後のみになっています。その専門外来の初日です。
数多くの方が来院されますので、混乱や間違いのないよう注意しながら対応しようと、職員とは打ち合わせを重ねてきました。人的な努力は十分に行っているつもりなのですが・・
天候についてはどうしようもありません。ほとんどの方が自家用車で来院されますが、駐車場から玄関までの間で雨に濡れてしまうかも。季節が進めば寒さも増すでしょうし、雪が振り出すことがあるかも。
そんな悪条件は、雪国に住む人たちにとっては「織り込み済み」。誰も文句は言いませんし、たとえ文句を言っても聞いてくれる機関も人もありません。
とはいえ、雨、風、雪などにもじっと耐えて、受け入れている人たちの様子を見ていると、何だか切ない気持ちにもなります。当院への来院途中で濡れたり、寒かったりすると、申し訳ないような思いにもなります。
さて明日はどうでしょう。天気予報では明日の午後は強い雨と風なのだそうです。予防接種のために医院にやってきて、風邪をひいたりしないよう、お支度をしてきて下さいね。よろしくお願いします。
投稿者 tsukada : 18:14
2011年10月11日
同窓会
全国的にとても良い天気の連休でした。体育の日は晴れるという言い伝え?は今年も当たっていました。
連休を使って遠出をしてきました。四国で開かれた大学の同窓会。卒業して30年が経ち、遠くではありましたが、友人たちに会いたくて行ってきました。
全ての都道府県からほぼ均等に学生が入学するという、変わった大学です。友人は全国のどこにもいることになります。
ふだんは会うことはほとんどありませんが、こんな節目の時には多くに友人が集まるものです。今回も半数近くの卒業生が参集しました。
会えばすぐに昔の仲間に戻ります。話もはずみます。学生当時の思い出話、今の仕事のこと、家族の話題・・夜中まで語り続けていました。
多くは50代半ば。まだまだ脂がのって仕事をバリバリやっています。私は違いますが、社会的な地位や役割の高い友人も少なくありません。そんな人たちの生の話を聞いているのも楽しいものです。
私も調子にのって、病児保育の実績を話していましたし、そろそろ工事の始まる薪ボイラーを使っての全館暖房システムについても、熱く語ってきました。
懐かしさだけではなく、それぞれの進んできた道のりを認め合い、これからの方向に自信を持ちことができるのも、同窓会のいいところなんでしょうね。いっぱい元気をもらって帰ってきました。
今週末からは当院でもインフルエンザ予防接種が始まります。明日は看護大学の講義もあります。さらに忙しくなっていきますが、同窓会でもらったパワーで何とか乗り越えていけそうです。
心優しくて、しっかり仕事をこなしている友だち! 頑張って下さい!
そして、私も頑張れ!!
投稿者 tsukada : 18:15
2011年10月06日
一緒に歩んできました
スティーブ・ジョブズさんが亡くなりました。アップルコンピュータの創業者であり、IT界のカリスマと言われた方です。
もちろん私が直接知っているわけではありません。でも彼が作り出した数々のモノを通して、彼のことを多少は知っているつもりになっていました。
アップルが作ってきたコンピュータと、いつも一緒にいました。最初の出会いは20年近く前になります。直感で使える操作性、見ている画面がほとんど仕上がりになる使い安さ・・今では当たり前すぎる機能を持って、そのコンピュータは誕生しました。
開業間もないころです。それまでは日本語ワードプロセッサーを使っていましたが、アップルのコンピュータに乗り換えることに躊躇はなかったです。以来、私の仕事場面の隣にかならずアップルコンピュータはありました。
当院で毎月発行している各種「通信」もアップルのコンピュータiMacで作っています。このブログはiPadで書き込んでいます。iPodで音楽を聴き、iPhoneも使っています。どっぷり漬かっているといってもいいかも。
メインはやはりパソコンです。2年に1回は新しいものを買っていることになるでしょう。デスクトップだけでも5、6台(うち3台は今でも現役)。進化をとげるパソコンと、いつも一緒に歩んできました。
アップルのコンピュータは私の片腕といってもいいくらいの存在。他にもいくつかのパソコンを使っていますが、アップルは特別。そしてアップルのコンピュータを創り続けたスティーブ・ジョブズも、私にとっては特別な思いをもった方でした。
膵臓がんの手術を受け、その後肝臓移植も受けるなど、ここ数年は体調が思わしくなかったようです。享年56歳。まだまだ彼が想像し、創造する未来のITを見たかったな。
投稿者 tsukada : 18:16
2011年10月03日
暖房を入れました
10月に入ったとたんにぐんぐん気温が下がってきました。昨日からは雨。今日も昼間では雨が降り、寒さを覚える一日でした。
医院では暖房を使いました。今シーズン初めてです。こんなに早く暖房を使うことになるとは「想定外」でした。
エアコンを使おうとしたら、スイッチは「冷房」のまま。「暖房」に切り替え、しばらくすると心地よい暖気が吹き出していきました。先週までは冷風を作っていたエアコンも、頭脳の切り替えをするのに困ったかもしれません。
やっぱり電気は便利です。スイッチ1つで冷房に暖房にもなるのですから。利便性にはかないません。
でも当院はこれからの最大の「武器」は全館換気に伴う暖房です。室内の空気を1時間に5回ほど室外の空気と入れ替えていますが、その際に外気を暖めてから室内に入れています。このシステムによって、電気によるエアコンは補助暖房になっています。
暖気をつくるエネルギーはこれまでは灯油です。冬場には数十万円分の灯油代がかかっています。けっして安くはありません。
当院では今「エネルギー転換」をはかろうとしています。薪ボイラーの導入です。来月には完成することでしょう。灯油に使用量はほぼゼロになるはず。化石燃料を使うことなく、自然エネルギーで主な暖房をつかさどることでしょう。
薪が室内暖房を行うようになるなんて、レトロな話に聞こえるでしょう。時代外れ? でも院長は正気ですよ(^_^;)
今以上に、患者さんに温かくて快適な室内環境を提供することがでるでしょう。どうぞご期待下さい。
投稿者 tsukada : 18:17
2011年10月02日
忙中閑あり
10月に入りました。いよいよ秋に。そしてあっという間に冬がやってきそうです。
今月は(今月も?)忙しくなることでしょう。インフルエンザ予防接種が始まります。12月まで足かけ3か月の間、集中して接種します。
どこの小児科医院も同じだと思いますが、昨年くらいから予防接種の種類が増え、総数もそうとう増加しています。平日はすでに手一杯の状態。新たにインフルエンザ予防接種を追加して行う余裕はなくなりました。
例年も利用者の利便性を考えて土曜日の午後を特設のインフルエンザ予防接種専門外来にしています。今年は医院の都合からも土曜午後の専門外来を行いますし、さらにこの土曜午後だけに限定させていただきました。
今月15日に始まり、12月17日までの10週間連続です。職員には交代で時間外の「特別勤務」をしてもらいます。例年のことではありますが、けっこう大変な勤務になります。次第に疲れも溜まってきますが、今年も最後までやりきることができるよう、必要な対応をしていくつもりです。
私自身のこともあります。土曜日は昼まで通常の診療をしています。あまり流行する病気もなく、午前中で終わってくれればいいのですが・・。秋の終わりくらいから感染性胃腸炎の流行が始まることが多く、普通の風邪なども増えてきます。
一昨年は新型インフルエンザの流行が10月に始まりましたし、昨年も年内にインフルエンザの流行がありました。こんな時は毎回ハラハラしながら診療をしています。午後にはご予約で予防接種に多くの方がこられますので、開始時間を遅らせるわけにはいきません。昼の休憩時間を短くし、時には昼食を抜いて午前の外来からそのまま午後のワクチン外来に突入することもありました。
これまでも幾多の修羅場(?)を経験していますので、何とか結果はだせるはずです。でも「想定外」の事態がおきるかもしれません。準備はきちんとしておきたいと思います。
今月忙しくなるのはもう一つあります。市内の県立看護大学で講義を行います。臨床小児科学の一部で、90分授業を5コマ。数年前から同じ範囲の授業を行っていますので、基本のスライドなどはだいたいできていますが、作り直したり追加したりの作業は必要です。
さらに、ちゃんと勉強しておかないと、当日看護学生さんたちに間違ったことを教えてしまうかもしれません。医学の進歩はすさまじくて、ここ一年で変わったこともいろいろあります。
本業は子どもたちの診療ですから、学生さんに授業するのは不慣れです。ちゃんと準備をして授業に臨みたいと考えています・・でもこんな言い方をするってことはまだ準備に取りかかっていないってこと。やっぱりお尻に火がつかないと動き出さないようです。
投稿者 tsukada : 18:18