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2012年09月23日

ランニングシューズ

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 ランニングのためのシューズを、意識して買ったのは初めてです。これまではその形も機能も分からず、とりあえず手にしたものを買っていたといっていいかも。

 スポーツクラブに入った時に買ったシューズもそうでした。「超」がつくほどの初心者。アドバイスに従って、一番かかとの厚いシューズを選びました。着地の時にかかとにかかる力を軽減し、足への負担を軽くするためです。

 でもちょっと違うようです。いくつかの本を読んだのですが、着地はかかとではなく、足の裏全体にする方がいいというのです。足にあるアーチが着地のショックを吸収してくれます。

 裸足で走ることを薦めている本もあります。フォアフットといって、足の前で着地をし、かかとは着かないようにするというものです。

 そんな本を読んでからしばらくは混乱しましたが、試してみると、確かにかかとを着かないようにした方が走りやすいと分かりました。その結果、シューズも新しく買い直してみました。

 できるだけかかとの薄いシューズ・・お店には「上級者用」のところにありました。1キロを3分台で走るトップアスリートがはくシューズだそうです(フルマラソンを2時間台で走るわけですから、国際大会に出場できるような選手用! ちなみに私は1キロ6分がやっと)。

 そこには「初心者には向かない」といった言葉が書いてありました。でもあえてこのシューズに! お店の方もビックリしたかも。

 実際にこのシューズで走ると・・かかと着地をしなくなります。というより、できなくなります、かかとが痛くて。自然に足裏全体の着地になります。その結果、より長い距離を楽に走れるようになったようです。

 シューズが軽いことも良いようです。長い時間走り続けるわけですから、少しでも軽い方が足と体の負担が少なくなります。(それを気にするなら、もっと体重を落とせと言われそうですが)

 ところで、私には「裸足走り」の素地があったようです。中学2年の時、1年間にわたって、学校生活を裸足で過ごしました。授業中も、運動するときも。夏の暑い時も、冬に雪が降った時も。何でそんなことをしたのかと思われるでしょうね。やはり裸足を実践している先輩がいて、感化されたようです(先輩は冬はズックをはいていましたが)。

 おかげで足の裏が丈夫になりました。寒さも暑さも受け入れていたので、体も心も耐力ができました。口の悪い友だちからは、ツラの皮も厚くなったと言われていましたが(>_<)

 青春の一コマで、ずいぶん馬鹿げたことしていたものだと思っていましたが、今にしてみると、そんな経験も役立っているようです。「人生に無駄なことは何もない」って、誰かが言っていたとおりかも。

 2週間後のウルトラマラソンには、このシューズでデビューします。さて、目論見どおりにいくかどうか。結果はまたご報告いたします。

投稿者 tsukada : 2012年09月23日 17:11