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2012年10月31日
4混ワクチン入荷しました
11月から始まる「4種混合ワクチン(3混+ポリオ)」が今日発売されました。入荷については不安があったのですが、少数ではありますが、本日入荷いたしました。
新たに3種混合を受ける方が対象です。予約の時にこちらで把握できますので、4混ワクチンをご利用されるか、個別に確認させていただきます。
もしご希望でなければ、これまで通りに3混ワクチンと単独の不活化ポリオワクチンの接種を受けて下さい。
なお、これまで3混ワクチンを1回でも受けている方は4混ワクチンの対象外です。そのまま3種混合ワクチンを続けていただくとともに、ポリオについては単独ワクチンの接種をお願いします。
投稿者 tsukada : 20:42
もう冬?
10月は今日で終わり。秋の訪れはゆっくりでしたが、このところ急に気温が下がり、寒いと感じることもあります。夜や朝は暖房も使い始めました。季節の変わり目で風邪ひきさんも多くなっています。どうぞ体調に注意してお過ごし下さい。
今日の午後は小学校や保育園の健診に出かけてきました。お天気がよいと、ちょっとしたドライブにもなって気持ちいいのですが・・
今日は雨降り。午前中の仕事もバタバタとしていたので、慌てて外出しました。気分は下降線でしたが・・
健診で子どもたちに会うと、やっぱり嬉しいですね。元気よくあいさつしてくれるだけで嬉しいです。
帰り道・・国道の脇で自動車を止めて日本海を眺めてみました。
波が荒く、もう冬かと思うような風景です。空も鉛色に。やっぱり冬はもうすぐそこまで来ているんですね。
明日から11月。もう冬の準備を進めないと。
投稿者 tsukada : 20:31
2012年10月28日
ワラーチ試作品
ランニングの話です。きっと多くの方はご興味がないと思いますが・・
以前書いたことがありますが、「裸足ラン」がブームです。着地は足の前方で行う(フォアフット、ベアフット)のが人間の自然な走り方だというのが理論(?)の基本です。
確かに人類の歴史は長きにわたって裸足でした。かかとの厚いシューズが登場したのもは最近のこと。日本の草履は裸足に近い感触ですが、それで昔の日本人は歩いていましたし、走っていました。
裸足ランを勧めている人たちもいますが、さすがにまだそこまでは。前回出場したウルトラマラソンでは、底が薄く、自然と前足からの着地になるようなシューズを使ってみました(けっして初心者は使ってはいけないと言われながら)。
今日はまた面白い情報を目にしました。「ワラーチ」という名前の履き物です。「現代版草履」といえばわかりやすいかな。厚めのゴム板にヒモをつけただけのシンプルなもの。それを自作している方がいます。
ネットで調べると、いろんな人たちがすでに実践しています。どんな材料を使って、どのように作ればいいか。ヒモの通し方はどうすればいいか。
それを見ているうちに、これなら自分でもできそうだと思い、身近にあった材料で試作してました。それがこれです。
ちょっとおしゃれなサンダルみたい。さっそく少しだけ走ってみましたが、なかなか面白い。裸足で走るのはまだ抵抗があるけれど、これなら裸足感覚で、でも足底を痛めず、前足着地も自然とできました。
長い距離が走れるかどうか。ヒモですれて豆ができないか。それにこんなシューズ(?)で現れたら、みんなびっくりするかも。
まだお試し段階ですが、でも面白くなってきました。いずれもっとちゃんと作って、トレーニングに使ってみたいと思います。
投稿者 tsukada : 22:00
ワンコと一緒
今朝は低気圧が発達して風がとても強い一日でした。天気予報では一日中雨となっていましたが、降り出したのは午後になってから。
近くの陸上競技場では中学生の競技会が開かれていました。強風の中でさぞ大変だったと思いますが、雨にならないだけ良かったですね。
どうしようかと迷ったのですが、空には黒い雲が出ていなかったので、大好きなお散歩に行ってきました。先週も出張で不在にしていたので、久しぶりです。
後ろの景色を見ていただくと分かると思いますが、公園の樹木にはもう雪囲いが始まっていました。もう少ししたら冬がやってくるんだな、って実感します。
帰ってからはシャワーも浴びました。きれいになって良かったね。嫌いな爪切りも頑張りましたよ。
ワンコとゆっくり過ごした日曜でした。
投稿者 tsukada : 20:44
2012年10月27日
インフルエンザ予防接種の季節です
毎週土曜の午後はインフルエンザ予防接種を行っています。ふだんは診療していない時間帯ですが、専門外来を作っての対応です。
この看板はその目印。これが医院玄関に立つと、さあ頑張るぞ!という気持ちになります。
本館と隔離棟を使っての「2診体制」は新型インフルエンザが発生した年にスタートしました。2001年のことです。この時、新型インフルエンザを診療するためには一般の患者さんと分離するようにという「お達し」が国からありました。
思い切って「隔離棟」を、わずか3か月で造りました。そして隔離棟が初めて役にたったのは、新型インフルエンザそのものではなく、そのワクチン接種のためでした。
「2診体制」にすることで、効率良く、より多くの子どもたちにワクチン接種をおこなうことができるようになったのです。以来、このスタイルは当院の名物(?)になっています。
投稿者 tsukada : 23:59
2012年10月26日
同級生、活躍中
昨日の「新潟日報」で人物紹介されたた彼は、私の高校時代の同級生です。
この顔に見覚えはありませんか? といっても指名手配されているわけではありません。最近、よくテレビなどに彼が出ているので、どこかで見かけたという方も多いのでは。
肩書きは「東洋大学教授」。地質学が専門で、活断層の研究や調査を行っています。日本でくり返している大地震について調べ、都市防災についても提言をしています。
今彼が最も注目されているのは、原子力発電所との関係でしょう。各地の原発のすぐ近く、場合によっては原発の直下に活断層があることを明らかにしています。
本文の中にもありますが、これまでの原発立地調査はいいかげんで、ずさん。というより、活断層であることを意図的に隠したり、事実をまげて公表していたり。国や電力会社のやりたい放題。そして、それに加担してきた学者や学会も問題です。彼らがいなければできないことなのですから。
そんな状態に彼の理性と正義感が反旗を翻した、ということでしょうか。良心の炎が燃えだした、ということかもしれません。
当初は学会の中でも相手にされなかったようですが、やはり正しいものは正しい。彼の実績がようやく評価されてきました。震災対策のためにも、原発事故を防ぐためにも、いっそう重要性を増してくることでしょう。
そんな彼と高校時代の同級生だったことを、素直に嬉しいです。誇りにも思います。
彼は高校時代は「まんきゅう」と呼ばれていました。「満久(みつひさ)」という名前を読み替えたものですが、彼の優しい風貌と物言いをそのまま表していました。
思い出すのは「大型バイク+長髪+赤ヘル」。腰まである長髪が彼のトレードマークでした。赤いヘルメットをかぶっている後ろ姿を見ると、女の子かな?って勘違いすることも。
私たちの高校は県内で最も早く制服が廃止されるなど、一風変わったところがあります。自由ではあったけれど、その分、自分でしっかりと物事をとたえていないと流されていく。そんな中で育ったのが、彼の今を作っているのかもしれません。
高校を卒業してもうすぐ40年・・変わったこともあれば、変わらないこともある。いろんなことを思い起こさせてくれる記事でした。
何はともあれ、健康に留意して、これからも必要で、良い仕事を続けていって下さい。頑張れ、まんきゅう!
投稿者 tsukada : 17:45
4種混合ワクチンについて
11月より「4種混合ワクチン」が導入されました。これは、これまでの「三種混合ワクチン」に「不活化ポリオワクチン」を加えて、日本独自に作ったものです。
国の計画では、11月以降、初めて三種混合予防接種を受ける赤ちゃんが「4混」の対象になっています。生後3か月から接種が始まるので、今年8月生まれの赤ちゃんから受けていただくことになっています。
しかし、困ったことがおきています。4混ワクチンが届いていないのです。何本入荷するかも分かっていません。というより、入荷するのかどうかも皆目分からないのです。
日本の2社が製造していますが、計画通り出荷できていないようです。数か月後には製造量が増加し、順調に流通すると説明されていますが、当面は安定供給にはとてもほど遠い状況です。
そこでお願いです。4種混合ワクチンの対象になる赤ちゃんも、「3混」と「不活化ポリオ単独」の2本を同時接種で受けて下さい。免疫の付き方は同等ですし、これでしたらワクチンは十分に手元に到着しています。
もし、もっと月齢の大きな赤ちゃん(今年8月以前に生まれた赤ちゃん)で、4混ワクチン導入を待って、3混接種を控えている方がおられましたら、上記の事情ですので、早急に3混ワクチンを受けていただくようにお願いします(同時に不活化ポリオも)。3混には百日咳を予防するワクチンが含まれていますが、乳児の百日咳はもしかかるととても重症になる可能性があり、早めに接種をお願いしています。
4混については、今後入荷の状況など適宜お伝えいたします。また、当院のネット予約のシステムでは4混はまだ採用していませんので、ご了承下さい(もし入荷した際には、対象の方の個々にご連絡いたします)。
投稿者 tsukada : 13:43
2012年10月25日
白壁のヒミツ
医院玄関の前の写真です。以前から車いすでもそのまま入れるスロープが造ってありますが、今回はその内側に階段を設けました。そのスロープや階段に、手すり代わりにコンクリート製の壁が今日の話題。
当初はコンクリート打ちっ放しでした。近年は内部をコンクリートを打ちっ放しにしている住宅やマンションもあるようです。それがモダンだということのようですが、違和感があります。やっぱり冷たいですよね。
今回は壁に塗料を吹き付け、きれいに仕上げてもらいました。色は白。グレーに近い色に抑えたつもりだったのですが、塗ってみたらほとんどホワイトになっていました。地中海沿岸の白壁みたいで、きれいでしょ。
さてこれからが本題。この壁に空いた穴がそれです。医院を設計する時に、ただの壁では面白くないからと、設計士さんが遊び心で作ったものです。丸、三角、四角と、ランダムに空いています。子どもが遊びながら作ったかのように。
小児科医院にふさわしいので、気に入っていたのですが・・問題点が分かりました。事故をおこす危険性です。
玄関改築工事をしていた頃(8月中旬)、こういった壁の穴や、柵の隙間に子どもが頭を入れてしまい、抜け出せなくなったというニュースを目にしました。中国の話で、それも2度、同じような事故があったというのです。
そこでこの壁を見直してみました。丸い穴の直径は約18センチなので、外周は約50センチです。日本人の子どもたちの頭囲で50センチというと、男の子が4歳、女の子が5歳に相当します。
つまり幼児がこの穴に頭を突っ込んで、そのまますっぽりとはまり込み、抜け出せなくなる可能性があるということです。それってどんなふうにすれば起きるのか、想像しにくいのですが、「想定外」のことが起きることも考慮しなくては。なにしろ、相手はやんちゃな幼児。何をしてくれるか、分かりません(^^;)
そこで業者さんにお願いしたのが、穴を塞ぐこと。単純にコンクリートで埋めてしまえば機能的にはOKなのですが・・面白くありません。考えついたのが、これです・・
穴の真ん中にアクリル板を設置しました。穴としてはまだ残っていますが、そのまま「貫通」することはなくなりました。どこかのお子さんが頭を突っ込んでしまう危険性もありませんし、腕や足(?)を入れた時に皮膚に擦過傷を作ってしまう心配もなくなりました。
さらにアクリル板に色をつけてもらったので、楽しい雰囲気がでていますよね。パステルカラーでかわいいです。透明性があるので、陽があたるとさらにきれいになります。
業者さんの「遊び心」があちこちにでています。医院のイメージ・ガールとボーイがところどころに現れます。
上を見あげると・・
天井にはめ込んだ蛍光灯(正しくはLED照明)のパネルにも、「院長」がいますよ(^^)/ 見つけて下さいね。(でも、上を向いていて転んだり、ぶつかったりしないように気をつけて下さい)
投稿者 tsukada : 14:14
2012年10月22日
週末出張
この週末は東京に出張してきました。私の大学同級生が、医師の技官としては最高の役職に就いたことを祝うという会に出席するためです。
昔・・医学生の頃ですからもう30年も前のことです。同じクラスで医学の勉強をした友人が、公衆衛生や医療政策を担当する役所で、役人としてはトップになりました。すごいことです。
医学生時代の彼が、日本の医療についてどう感じ、どう考え、どうして行きたいか・・そんなことを論じていた様子は、私の記憶にはありません。そのことだけをいえば、私の方がずっと口うるさく、いろんな場所で、いろんなことを書いたり、しゃべったりしていました。
でも私は医療の最前線で働く一開業医。彼は医系技官のトップ。どこでどうなっちゃったのかな~(・・?))
会では彼の経歴が話され、いろんな方が祝辞を述べられました。その中で、知らなかったことがいっぱいありました。医学部を卒業し、医師になった彼は、まず医者のいないへき地で臨床医として仕事をしていました。のちに公衆衛生の立場から保健所に勤務したり、厚生労働省(当時は厚生省)や県の行政官をしたり。中央に戻っても防衛省や環境省でも働いています。
私が子どもたちの診療を数十年、ひたすら続けている間に、彼は日本の医療行政や政策に深く関わってきました。その差って、大きいんだなと、実感したしだいです。
私は根っからの役人嫌いではありますが、役人でもキチンとしたことをやろうとし、やってきた方もいるんだと、多少は認識を新たにしたところです。
今、政治がグラグラし、キチンとした政策がなされていません。そんな中で、行政府の中で医療政策を任されたのは、重圧かもしれないけれど、やるべきことを淡々と、かつ強力に進めて行ってくれるものと期待しています。
そんな意味合いで、昨日の祝賀会には、お祝い半分、プレッシャーかけ半分で出かけてきました。日本の医療政策の舵取りを上手にやってくれるように、期待していますよ!
ところで・・土曜の夜、東京駅を出ると、別世界が広がっているかのようでした。
100年前の駅舎が再建され、きれいにライトアップされていました。思わず立ち止まり、写真にもおさめました。これだけで、新しい観光名所ができたようです。
駅舎の中もとてもステキでした。いずれ時間をかけてゆっくり眺めてみたいですね。
最近、東京出張する時は同じホテルにしています。そこは皇居のすぐそば。そう! 皇居ランをするためです。そのホテルの玄関を出て道路を渡ると、もうランコースです。
日曜の朝はとても良いお天気。気持ちよくランを楽しむことができました。
途中でパチリ。こんな絶景を見ながら、楽しく走れるのだから、最高の気分です。毎日のよう皇居ランを楽しめる東京の方々が羨ましくなります(^^;;
投稿者 tsukada : 23:21
2012年10月19日
ゴールシーン
先日の50キロマラソンのゴールシーンです。途中の写真はありましたが、「本当にゴールしたのか?」という疑問にお答えする写真です(^^;)
なんだか中途半端な格好ですが・・「グリコのスタイル」になっていないのは、制限時間をすぎて、喜び半分のため。
次回は時間内に完走し、でっかく両手を挙げて、格好良くゴールしたいと思います!
なお、この写真はプロの写真家が撮ったものを買いました。きれいに撮れていて嬉しいです。でも・・お値段は高いんです(T_T)
投稿者 tsukada : 11:45
2012年10月18日
新しいページ
「ヘルスレター」の中に、新しいページを作成しました。「川崎病」について解説しています。どうぞお読みになってください。
https://www.kodomo-iin.com/HL/HL401.pdf
投稿者 tsukada : 14:29
2012年10月17日
さらにもう1つの顔
市内に県立看護大学がありますが、そこで講義をするのも私の仕事になっています。臨床小児科学の一部です。
数年前から頼まれて、毎年この時期に行っています。今年は先週と今日。90分授業を全部で4コマ行いました。
大学の正式なスタッフではありませんが、こうして毎年講義をさせてもらっていることに感謝しています。ふだん接することのない看護学生さんたちが相手なので、どんな内容を、どの程度までお話すればいいか、迷いながらの講義です。
社交辞令かとも思いますが、塚田先生の授業は分かりやすいと言われました。うれしいですね。ちゃんと役立ったかな、って心配していましたので、ほっとしました。
来年もまた講義をすることになるようです。その時にはまた勉強をしなおし、もっとよい講義になるように準備をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
投稿者 tsukada : 22:00
2012年10月16日
玄関リニューアル
投稿者 tsukada : 16:05
日なたぼっこ
薪割りがだいたい終わり、今は乾燥中。薪小屋に入り切れない薪は天日干し。今日のような良いお天気だと、一気に乾燥が進むことでしょう。
昨年冬から始まった薪を使った暖房システム。予想以上に薪をたくさん使い、春まで持たないかもしれないとヤキモキしましたが、今年はタップリあります。
この冬はパワフルに院内を暖めることができるでしょう。どうぞお楽しみに!
投稿者 tsukada : 15:15
2012年10月14日
熟睡中
我が家のワンコは私の隣で寝息をかいて、ぐっすり寝ています。気持ちよさそう(^o^)
朝いっぱい散歩して、疲れたかな。きっといい夢みてるんだろうね。このまま・・お休みなさい(*^_^*)
投稿者 tsukada : 22:31
明日誕生日です
今朝の公園・・久しぶりにお散歩しました。ワンコの体調はよくなっていたのですが、私がマラソン後の筋肉痛で動けず、しばらくお休みしていました。
落ち葉も少しずつ増えてきて、秋の気配がしてきています。日陰に入ると寒さを覚えるほどに。
あと1か月か2か月で、冬の訪れを感じるようになりますね。季節が進むのが速そうです。
我が家のワンコは、明日誕生日を迎えます。満11歳です。人間にすると60歳とか70歳くらい。もう老犬なんですね。
いつまでも元気で、楽しく散歩ができるといいな。私も頑張って元気にしているからね。いつまでも一緒だよ。
投稿者 tsukada : 17:49
2012年10月13日
嬉しい「つぶやき」
先日当地で行われたウルトラマラソンは、地元のケーブルテレビでゴールシーンが実況中継されていました。
録画された番組を見ていたのですが・・画面にこんなコメントが(^-^)/
沿道で応援して下さった方が「つぶやき」を番組に送ってくれたようです。自分の名前が出てくるなんて、嬉しいですね。
実際に走っていて、たくさん声をかけていただきました。不特定多数あての「頑張れ!」が一番多いわけですが、時々は私のことが分かって、「塚田センセイ、頑張って!」といったお声もいただきました。
通りすぎたあとに数人の方がざわざわし始め、あれ、もしかしたら?って雰囲気になった時には振りかえり、手をあげてハ〜イとアイサツすると、けっこうウケます(^_-)
まさかあの塚田先生が走っているわけないと思っているのでしょうね。期待に反して(?)ゴメンなさいね。
でも最後の数キロは辛かった。体もガタガタで、最後尾を、明らかに制限時間を過ぎているにもかかわらず、ヨタヨタ走っている私のことを、きっと多くの人がどこの誰かが分かって見ているのだろうと思うと一刻でも速く走り抜けたいという気持ちにもなりました。(足は全然ついて行きませんでしたが)
もしかして、50キロを走ったランナーの中で、私は優勝者についで2番目に目立っていたかもしれません。
投稿者 tsukada : 18:37
2012年10月12日
いよいよです
お待たせしました! 当院でもいよいよ明日からインフルエンザ予防接種が始まります。
ここ数年、インフルエンザ予防接種は土曜午後に専門外来を作って行っています。多くの方にスムーズに受けていただくために特別な体制を作っています。
明日から始まり、12月22日までの10週間。足かけ3か月になります。それが終われば、もうインフルエンザ流行シーズンに突入するでしょう。
土曜午後は通常では休診ですが、当分は職員にも超過勤務をお願いします。土曜の午前中は休日の前なので、もともと患者さんの数が多くバタバタする外来です。それを終わらせなければインフルエンザ予防接種の外来を行えないので、業務量もストレスも多くなってしまいます。
でもこれが当院流。求められることはやる。もちろん不可能なこともありますが、でも工夫し、努力すればそうとうのことはできると考え、これまでも取り組んできました。
さあ、明日から始まります。職員一同頑張りますので、どうぞよろしく!
投稿者 tsukada : 20:27
2012年10月11日
マラソン完走記
人生初挑戦になった先日の50キロマラソンが終わって5日ほど経ちました。まだ記憶に残っているうちに、当日のことを書きおくことにします(最近は忘れるのが早くなってきたもので・・)。
マラソンは6日午前8時30分スタートですが、そこへ行くバスは6時半に出発。当日は5時に起き、支度をし、6時に自宅を出ました。バスに揺られること約30分。日本海側の国道を通るので、右には海が見え、左にはマラソンコースとなる自転車専用道が見えていました(もともとは北陸本線が通っていた線路のあったところを舗装してあります)。
でも周りの景色をゆっくり眺めてはいられませんでした。以前から読んで、その通りに実践してきた「指南書」に、スタート前2時間の間で餅を7個食べるように書いてあったからです。長距離を走るために、直前に十分なエネルギーを蓄えておく必要があるという理論です。
「溺れる者藁をもつかむ」というべきか、「信じる者は救われる」というべきか。十分な走力もなく、経験もなく、ただ気力だけで走ろうという「無謀な挑戦」(高校同級生の言葉)をする私にとって、理論通りに準備し、その通りに走り抜くことだけが、完走への手立てでした。
まずバスの中で餅を4個・・その気になれば食べられるものです。ただ温めただけで、味もつけていませんでしたが、イオン飲料(これも、勧められていたOS-1という、脱水治療に使う経口補液)だけで飲み込みました。
会場について準備していると、隣にいた方(長野市から来られたそうです)も同じく餅を食べていました(海苔を巻くという違いはありましたが)。きっと同じ本・・そう思って話をしてみると、確かにそうでした。
この方は地元でランニングのクラブを主宰されているそうですが、仲間たちに餅のことを紹介し、みんないい成績をあげることができたそうです(一人だけ、大好きな大福餅を食べて、走っている途中にお腹を悪くしたとのこと。この本には、走るまでは砂糖などの人工的な甘みは摂るなとも書いてあるのですが)。
そんな話をしていると、少し安心してきました。スタートまで、わりとリラックスして過ごすことができました。(餅はあと2個食べられました)
やはり本に書いてある通りのサプリなどをポシェットに入れ、足首をしっかり専用テープで固定し、靴下を裏表逆に履き(外側の方がなめらかなので、足に豆ができにくい)・・。準備万端でスタートすることができました。
最初はとにかくゆっくり・・これも指南書通りです。30キロ以降の体力を温存するために、また体を温めるために、最初の10キロくらいはペースをぐんと落としておく。
そんな走り方をしていたら、確かに体は楽でした。今年の春に初めてロードレースで走ったのは10キロですが、それを過ぎてもまだ問題なし。足にも痛みがなく、呼吸が乱れることもなく、お腹が痛くなったりするトラブルもありません。
順調だ! このまま行けそうだ! そう思っていたのは20キロくらいまででした。それからは足が次第に重くなり、スピードをあげることができなくなりました。
さらに25キロ付近が最悪。広い田んぼの真ん中に、一直線の道路が数キロ続いていました。この長〜い道路が鬼門でした。ランナーはしだいに少なくなり、孤独感も。街中では声援して下さる方々がおおぜいおられましたが、ここには誰もいません。直線道路なので、道を間違う心配がないからか、誘導する係の方もおられません。
周りは田んぼ。前を見れば、遠くに建物が見えるのだけれど、いくら走ってもなかなか近くにならない。実際に足に疲れがたまり、時々歩くようになってしまいました。
疲れたから歩くのですが、そこからまた走り出すのがまた大変です。気持ちを切り替え、足を進めようとするのですが、下半身全体が痛み出します。10メートルほど耐えながら走っていると、やっと思うように動かせるようになります。
もう歩くのはやめて、走り続けようと思うのですが、でもやはり疲れに負け、また歩いてしまう。そんなお粗末なことをしていて、ずいぶんとタイムをロスしてしまいました。
30キロの手前に第2関門が設けられていましたが、そこが閉鎖する3分前にようやく通過。でもこの時点では、まだ何とかやれそうな気持ちではいました。でもここからが長い坂道。疲れ切った足には酷な道が始まりました。
長く、きつい坂道をゆっくり登りながら、この挑戦を終わらせたくないけど、足がついていかない・・。転んでケガをしたり、横の谷に落ちたりすれば、マラソンをリタイアする口実になるかも、などというつまんない思いが頭をかすめることもありました。
そんな落ち込んでいる時に、救いが現れました。ある職員のご主人が、私を見つけて(というより私を捜してくれていて)、足にアイシングをしてくれたのです。ガンガンに熱をもち、パンパンになった大腿や下腿の筋肉は、そのお陰で息を吹き返してくれました。
山道に入って、前後に誰もランナーがいない状況でしたので、知っている方に会えてホッとしたというのも、正直な気持ちです。
これはその方が撮ってくれた写真です。地獄から生還した、って顔をしてるでしょ。それからあとはほとんど立ち止まったり歩くこともなく、最後まで走ることができました。この時の助けがなければ、完走することは不可能だったことでしょう。本当に感謝です。
でもスピードをあげることはできませんでした。ゴールまであと5キロのところで、制限時間は残り1時間弱。普通に走れば(走ることができれば)、余裕をもってゴールできるのですが・・。そう思ってややスピードをあげたとたんに、足の筋肉がつり始めました。筋肉のれん縮です。
足がつるのは、私にとって初めての経験。これまでそんなになるほど、激しい運動をしたことはありませんでした。主には腓腹筋(ひらめ筋)ですが、大腿後面の屈曲筋も悲鳴を上げていました。スピードを落とせば何とか走れるようになります。落ち着いたのでまた速く走ろうとすると、またつってします。そんなことを何度かしているうちに、時間内完走は無理とあきらめざるをえませんでした。
でも、走りつづけたい、時間はかかっても完走はしたい! その思いだけで、前に足を進めました。歩いたほうが速いくらいの速さだったでしょう。何でこんなにゆっくり走っているの?と不思議に思われたかもしれません。でも、そんなことは関係ない!(←古い)。
最後の数か所の給水所では、そのたびに「大丈夫ですか?」「まだ走れますか?」と聞かれました。そのたびに「大丈夫です!」「このまま走らせて下さい!」とお願いしていました。
最後の数キロで、自分がラストのランナーだと気づきました。途中で追い越した女性ランナーが、その後復活し、私を順調に抜いていきました。きっと時間内に完走できたでしょう。ずいぶんと苦しそうに走っている男性の方が前にいたのですが、気づいたら見かけなくなっていたので、きっとリタイアしたかも。
制限時間はすでに過ぎ、たった一人のランナーにはなったけれど、それもずいぶんゆっくり走っているけれど、でも最後まであきらませんでした。ボランティアの方々や、沿道で応援して下さっている方々には、会釈をしたり、ありがとうございますと声をかけることも忘れませんでした。(足はぼろぼろでも、上半身はしゃきっとしていたツモリ)。
ゴール近くになったら、私のことを待っていてくれた職員が何人もいて、とっても嬉しかったです。隣には100キロを走り終えたランナー達がどんどんゴールしている中、たった一人でひっそりと50キロをゴールしました。
制限時間を過ぎていたのでメダルはもらえなかったですが、でも「完走証」は手にすることができました。最後まであきらめず、走りきることができたのは、とても嬉しいことです。そして、支えていただいた多くの皆さんに心から感謝申し上げます。
次の大会(2年後)はぜひ「制限時間内での完走」を達成したいと思っています。その目標にむかって、日々のトレーニングをしていくための糧(かて)になりました。本当にいい経験でした。
投稿者 tsukada : 20:46
2012年10月10日
看護大学で講義
今日は看護大学で臨床小児科学の講義をしてきました。90分授業を2コマ。時間にして3時間です。
けっしてしゃべる方も楽なことではありませんが、じっと聞き続けていただいた看護学生に感謝です。ご苦労さまでした。
こういったことをするといつも思うのですが・・もっと早くからじ準備をしておけば良かったな、って。反省することがいっぱいです。
これまでの反省から、今年は2か月前から準備を始めました。これは私としてはそうとう早いこと。でもそれが失敗でした。
あまりに早くて緊張感がなく、読んだり調べておくべき本を選んだだけで中断しました。ちょうど医院は夏休み。時間としてはたっぷりあったのですが、モチベーションはあがらず。
加えて医院の改築工事の真っ只中。私がカナズチやトンカチを持っているわけではありませんが、それでもするべきことがいろいろ。集中して一つのことに取り組める状況ではありませんでした。
もう一つ・・ウルトラマラソンのことがプレッシャーでした。これまで長い距離を走った実績はなし。体育会系の人間でもなく、自信は見せかけだけ。やっぱりそれなりの練習をしなくては。
その頃は日に10キロは走ろうとしていました。週に5日ほどは走れたでしょうか。月に200キロぐらい。それくらいじゃ足りないって言われそうですが(今の私もそう思いますが)、当時の私にとっては革命的な出来事でした。
その結果、講義の準備はしだいに押しのけられていったという次第です。さらにマラソンが近づくにつれ、講義の方は手をつけられるような余裕はなくなり、まずはマラソンに集中して行きました。
マラソンさえ終われば何とかなる。その後が2連休があるので、そこでやれるはず。そんなふうに考えて、まずはマラソンに集中してきました。
いよいよマラソンが終わり、もうグダグダ言っているわけにはいかなくなりました。マラソン初チャレンジで肉体的にはずいぶんダメージを受けているはずですが(当日は足があまりに痛くてまともに歩けないばかりか、寝返りもできない状態)、意外にも上半身と頭はしっかりしていました。翌日も朝普通に目が覚め、講義の準備に取りかかることができました。
連休の2日間を最大限に使って、講義の準備を終えることができました。でも、実際に今日講義をしてみると、やっぱり足りないところもあり、これで十分だというレベルにはなかなか到達できません。
時間だけが問題ではなく、短時間でも効率よく、集中してすればある程度はできる。でも、もっと前からそれなりに取り組んでいれば、さらにきちんとした講義ができたことでしょう。
来年こそ!と反省をするのですが、まずは来週残りの講義があります。1週間後に同じことを言いながら落ち込まないように、次の週末はもっと集中して準備をしようと思います。さて、どうなるでしょうか。
投稿者 tsukada : 22:21
2012年10月07日
玄関工事完了
8月から続いていた玄関とその周辺の工事はようやく終了です。以前の医院をご存じの方は、ずいぶん違った「顔」になって、驚いているかもしれません。
基本的には玄関内部の床面積の増加が目的です。大きめに作ったつもりですし、途中でも1回玄関の増築をしているのですが、それでも不十分になっていました。
患者さんの診療を続けながら行わなければいけないので、大きな増築工事は無理。そこで考えたのが玄関前の風除室も含めて玄関にしてしまおうというプランです。これなら内装工事が中心で、柱や壁をいじることはありません。医院の床面積に変更もないので、建築確認の申請も不要。
それに伴って、玄関までの階段を新たに作ったり、ドアを自動にしたり、玄関前にある鉄骨のポーチに天井をつけたり、自動販売機を移動したり・・付随していろいろな工事が加わってきました。玄関前の駐車場の舗装をし直し、消雪施設も作り替えることになりました。
工事の打ち合わせをしたり、実際に工事をしていると、次々にプランが変更になったり、追加したり。思いつきでやっているところもありますが、実際にできあがってくる新しい玄関を見ていると、欲がでてきます。もっと使いやすく、きれいに。子どもたちが喜ぶような工夫もしてみたい。
工事の大舞台は8月の夏休み。この間でもっとも手間のかかるところを終わらせました。その後、日曜・祝日や、水曜午後など、患者さんのおられない時に残りの工事をしてきました。
足かけ3か月(打ち合わせはもっと前から)、工事の方々には大変なご苦労をおかけしました。何しろお盆休みや休日ばかり、仕事をお願いしていたのですから。それに、新しく作るのは設計図どおりにすればいいのですが、既存の建物の改築となると、実際にやってみないと分からないこともあります。さらに、私のような、あれもこれもと次々に新しい注文をしてくる、面倒くさい施主を相手にしているのですから。
でも、満足のいく工事ができました。当初予想していたよりずっと良い玄関になりました。患者さんにもすでに喜んで使っていただいています。
私流のこだわりがあふれた玄関です。いろんな工夫や仕掛けもあります。医院にこられた際には、そんなところもぜひ見て下さい。
このHPでも、少しずつ紹介していきますね。
投稿者 tsukada : 12:27
完走証
昨日のくびきのマラソンの「完走証」です。これをもらえて嬉しくて、アップします。
時間内完走者にはメダルもあったのですが、それはもらえず。次回はぜひ「時間内完走」を目指しますね。2年後のレースです。
投稿者 tsukada : 10:47
2012年10月06日
御礼とご報告
今日は医院の工事のために臨時休診にさせていただきました。ご迷惑をおかけしました。お陰さまで消雪施設の工事は順調に進みました。ご協力いただき、ありがとうございました。
私は市内で開かれた「くびきの100kmマラソン」に出場させていただきました(私はハーフの50km)。結果は・・制限時間をオーバーしてしまいましたが、何とか「完走」はすることができました。
これはスタート前に撮った写真。まだ元気です(^^;)
投稿者 tsukada : 22:00
2012年10月05日
かわいい応援メッセージ
明日は当院は工事のために休診させていただきます(消雪パイプの施設工事をするので、駐車場が使えないため)。ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。
お休みを利用して、市内で開かれるウルトラマラソンに出場します。メインは100キロですが、私はそのハーフの50キロ。初めてのチャレンジです。ちょっと心配ですが・・。
当院に通っているお子さんから、とてもかわいいメッセージをいただきました。嬉しいですね! 頑張る元気をもらいました。ありがとう(^^)/
投稿者 tsukada : 16:05
2012年10月04日
インフルエンザワクチン入荷
本日、当院にインフルエンザワクチンが初入荷しました。今シーズン用の新しいワクチンです。このワクチンを見ると、もう冬が近いんだなって思います。
でも、今は厳しかった残暑が終わって、ようやく秋を感じるようになったばかり。今年の秋は早く走り去ってしまうのかもしれません。
当院のワクチン接種は来週土曜日(13日)から。例年と同じように、土曜午後の専門外来で行います。どうぞご利用下さい。
投稿者 tsukada : 13:20
2012年10月02日
あと3か月
先日本屋さんに言ったとき、見つけました。早い! 来年のカレンダーです。
大好きなコーギーのカレンダーを2つゲット! 1つは毎月のもの。もう1つは週ごとのもので、ヘンな(?)川柳がついています。これからけっこう面白い(そう思うのはコーギー好きだからなのでしょうね)。
昨年はグズグズしていたら、買いそびれてしまいました。なのでちょっと嬉しい(^o^)
昨日から10月。残暑が厳しかったからか、まだ秋の雰囲気は稀薄です。あと3か月で年がかわるなんて、まだ実感がわきませんね。
投稿者 tsukada : 21:02
2012年10月01日
10月です
昨夜は大きな台風が日本列島を縦断していきました。今朝台風は去っていきましたが、ときより雨が降り、「台風一過」とはいきませんでした。
今日から10月。衣替えです。でも冬服はまだ暑いですね。しばらくは夏服もまだ出番が終わっていないようです。
当院発行の「こども通信」「わたぼうし通信」の10月号が出来上がっています。どうぞお読み下さい。(トップページからどうぞ)
投稿者 tsukada : 19:13