2012年10月10日
看護大学で講義
今日は看護大学で臨床小児科学の講義をしてきました。90分授業を2コマ。時間にして3時間です。
けっしてしゃべる方も楽なことではありませんが、じっと聞き続けていただいた看護学生に感謝です。ご苦労さまでした。
こういったことをするといつも思うのですが・・もっと早くからじ準備をしておけば良かったな、って。反省することがいっぱいです。
これまでの反省から、今年は2か月前から準備を始めました。これは私としてはそうとう早いこと。でもそれが失敗でした。
あまりに早くて緊張感がなく、読んだり調べておくべき本を選んだだけで中断しました。ちょうど医院は夏休み。時間としてはたっぷりあったのですが、モチベーションはあがらず。
加えて医院の改築工事の真っ只中。私がカナズチやトンカチを持っているわけではありませんが、それでもするべきことがいろいろ。集中して一つのことに取り組める状況ではありませんでした。
もう一つ・・ウルトラマラソンのことがプレッシャーでした。これまで長い距離を走った実績はなし。体育会系の人間でもなく、自信は見せかけだけ。やっぱりそれなりの練習をしなくては。
その頃は日に10キロは走ろうとしていました。週に5日ほどは走れたでしょうか。月に200キロぐらい。それくらいじゃ足りないって言われそうですが(今の私もそう思いますが)、当時の私にとっては革命的な出来事でした。
その結果、講義の準備はしだいに押しのけられていったという次第です。さらにマラソンが近づくにつれ、講義の方は手をつけられるような余裕はなくなり、まずはマラソンに集中して行きました。
マラソンさえ終われば何とかなる。その後が2連休があるので、そこでやれるはず。そんなふうに考えて、まずはマラソンに集中してきました。
いよいよマラソンが終わり、もうグダグダ言っているわけにはいかなくなりました。マラソン初チャレンジで肉体的にはずいぶんダメージを受けているはずですが(当日は足があまりに痛くてまともに歩けないばかりか、寝返りもできない状態)、意外にも上半身と頭はしっかりしていました。翌日も朝普通に目が覚め、講義の準備に取りかかることができました。
連休の2日間を最大限に使って、講義の準備を終えることができました。でも、実際に今日講義をしてみると、やっぱり足りないところもあり、これで十分だというレベルにはなかなか到達できません。
時間だけが問題ではなく、短時間でも効率よく、集中してすればある程度はできる。でも、もっと前からそれなりに取り組んでいれば、さらにきちんとした講義ができたことでしょう。
来年こそ!と反省をするのですが、まずは来週残りの講義があります。1週間後に同じことを言いながら落ち込まないように、次の週末はもっと集中して準備をしようと思います。さて、どうなるでしょうか。
投稿者 tsukada : 2012年10月10日 22:21