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2012年11月07日

待合室保育

 当院で一番多い職種は保育士です。全部で10人・・全体の3分の1ほどになります。付属のわたぼうし病児保育室専任が7名。医院にも3名が働いています。

 これだけでもとっても変わった(?)小児科医院と言えそうですが、もう1つ、「待合室保育」をしているのも、そうとうユニークではないかな、って思います。

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 来院した子どもたちとお話したり、本の読み聞かせをしたり。みんな本が大好きですね。じっと聞いています。

 待合室の「交通整理」も役割です。患者さんが多くなると何かと混雑してきますが、職員が常駐しているので、あまり混乱せずにすんでいます。

 突発的なことへの対処もスムーズです。待っている間に吐いたり、喘息発作が強くなったりなど、具合が悪くなることもあります。時にはけいれん発作をおこした子どもさんもいますが、すぐに対応できました。

 今、保育士はとても注目されている職業だとか。少子化傾向とはいえ、小さな頃から保育園や幼稚園に通う子が増えています。待機児童の解消のために、こども園なども含めて保育施設を新設する動きも盛んだとか。

 そんなことが原因なのか、保育士不足がとくに都市部では問題になっているようです。そんな中・・小児科診療所でこれだけ多くの保育士を確保できているのはラッキーなのかもしれません。

 当院にとっては保育士はなくてはならない職種。これからも一緒に頑張っていきますね。

投稿者 tsukada : 2012年11月07日 14:01