2014年01月23日
驚き(T_T)
今日、県内A市の方々がわたぼうし病児保育室の視察に来られました。病後児保育をすでに実施していますが、今後さらに病児保育にも取り組んでいきたい、そんな意向のようです。
実際の現場をみていただき、当院の取り組みを説明。私も含めて、若干のやりとりをさせていただきました。
でも、そこで驚愕の事実を知らされました・・このA市の病後児保育の利用者が年に10名だというのです。その数字を聞いて、思わず聞き返してしまいました(>_<)
わたぼうし病児保育も開設当初は利用数は少なかったです。わずか1人とか2人とか。預かり数ゼロの日もありました。でも、しだいに利用者数が増大し、保育士も多くしていきましたし、専用の園舎も新築せざるをえない状態になりました(このころは医院独自の事業で、赤字がどんどんふくらみ、嬉しい悲鳴をあげていました・・)。
2009年に市の病児保育事業が立ち上がり、それを受託すると、その後はさらに利用数が増加。ここ数年は年間で2000名台(一日あたり10名ほど)。今年度は今のままのペースでいけば、3000名に達するかもしれません。
病児保育・病後児保育の必要性は十分すぎるほどあります。都会でも、田舎でも。それは当院の実績が証明していると思います。
ではこのA市の利用低迷はいったいどうしたことなのでしょう。親御さんから信頼されていない、と言っては言い過ぎでしょうか。
ちなみに、今日のわたぼうし病児保育室の利用者は16名。1日で、この市の一年分を超えてしまいました。
せっかくの事業。少なくない額の税金も使われていることでしょう。もっと利用してもらえるよう、今後に期待したいと思います。
頑張って下さい!
投稿者 tsukada : 2014年01月23日 22:27