2015年04月25日
いい話
職員から聞いた話です。彼女があるコンビニに行ったところ、おぼつかない歩き方をしている高齢の方を見かけたそうです。いったんその場を離れたのですが、気になってまた戻り、声をかけました。
どこに行くの?と尋ねても要領の得ない答え。家族の方に連絡がとれたのですが、○○(施設名)にいるはずとのこと。すぐに迎えにこれそうにないので、その方に代わって○○に連絡したところ、そちらでも探していたのだそうです。
施設の方が迎えに来るまで、その方と一緒に待っていました。薄着で寒そうなので、自分の車からブランケットを持ってきて肩にかけてあげたとのこと。
翌日、施設の方が医院までわざわざ挨拶に来られました。その方が無事で何よりでした。皆に喜んでもらえて、良かったです。
そんな対応が自然にできたのは、すごいです。それもまた嬉しいことです。
今の世の中、人間の関係性が薄れ、隣の人は何をする人ぞ。見ても見ぬふり、知らんぷり。困っている人をみかけても、忙しそうにして通り過ぎることも普通です。
でもやっぱりお互い様。自分が困ったときに、親切にしてもらえたら嬉しいですね。
それに、もしその時に声をかけなかったら、その方に万一のことがあるかもしれない。誰かが関わってあげなくては。そんな責任感も、社会の一員として大切にしてほしいと思っています。
これっていい話ですね。手前味噌ではありますが、そんな職員をもてて、私も嬉しいですよ。
投稿者 tsukada : 2015年04月25日 19:05