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2015年06月26日
あじさい公園
今朝の高田公園・・あじさいの花が咲いていました。梅雨空に映える景色ですね。
投稿者 tsukada : 09:33
2015年06月25日
お気に入りのミニチュア
先日、衝動買いしたミニチュアです。ドイツのsiku(ジク)という会社のもの。ある百貨店のキッズコーナーにありました。
働くクルマから乗用車、スポーツカーなど、実に多種多様なミニチュアが並んでいました。目移りするほど。
でも気になったのがこれ。何をするのかというと・・木材の伐採をする機械です。森の中に入っていって、木の根元に先端の部品を取り付け、まずはカット。その後、その部品が木の先端まで動いて枝を全部切り落とします。その場でちょうど良い丸太ができる、というものです。
欧米など、広い森林があり、さらに木材資源を積極的に使っている地域で開発され、利用されています。日本は導入がまだ進んでいないようです。森が狭く、使いにくいこともありますが、こんな高額な機械(おそらく数千万円)を使うほど、林業が収益を出していないのかもしれません。
でも日本の国土の7割は森林。それを大いに活用せずに、海外から石油などの化石燃料を大量に輸入するのはいかがなものでしょう。お金をかけてでも、森林資源の有効活用をはかるべきです。
人手は確かに少ないようです。さらに高齢化もしています。そこで必要なのは、こういった高機能の機械です。大量の森林資源を、少ない人手で処理してくれます。
そんな働くクルマがミニチュアになっているなんて、日本では考えられません。それだけでもドイツや北欧の機械化が進んでいることを示しています。
それを日本で売っても・・売れないかも。少なくても子どもたちが大好きだなんてことはないでしょうね。
おもちゃ売り場の前を行ったり来たりしながら、「私が買わなければ、もらい手はないだろうな」。思い切って買ってしまいました。
今は私のパソコンの前に飾ってあります。きっと誰も興味を持たないでしょうね。でも、行き場所があって良かったね・・そんな気持ちです。
それとも、まんまとメーカーの戦略にはまったのでしょうか。
投稿者 tsukada : 18:39
2015年06月21日
25歳の誕生日(*^_^*)
6月14日は医院の開院記念日。今年で「25歳」です!
先日、職員からお祝いをしてもらいました。あったかい心遣いが、とても嬉しかったです(*^_^*)
上の写真は特製バースデーケーキ。「走る小児科医」をきれいに描いてもらいました。もちろん中身はみんなの胃袋にきれいに消えていきましたが。
下の写真は特製の壁掛け時計。Dr.ジローが何と多くいることか(笑)これは診察室の壁にかけてありますので、機会があったらご覧下さい。
みんな、ありがとう!
さて、次は「50歳」かな。まだけっこうありますね。これからも頑張りますね!!
投稿者 tsukada : 09:37
2015年06月19日
梅雨入り
当地(新潟県)も今日「梅雨入り」しました。例年より1週間ほど遅い梅雨入りです。
今日は一日どんよりしたお天気。ときどき小雨が降っています。湿気も多くなり、気候の変化を感じます。
でもまだ大雨は降っていません。これから本格的な梅雨になっていくのでしょうね。
しかし、すでに九州などでは大雨の被害もでているようです。災害には十分注意をお願いします。
また体調を壊しがちですね。十分に休養をとるなど、体にも気をつけてお過ごし下さい。
投稿者 tsukada : 17:32
2015年06月16日
国土強靱化
政府は「国土強靱化」を一つの政策にしています。財政的には厳しいけれど、災害などに強い国を作るためには、財政出動もする、というものです。
かつての民主党政権時代に「コンクリートから人へ」という政策を打ち出しました。日本の財政規律を高めるためでもありました。
再び自民党政権になり、ずいぶん様相が変化。国の財政は大赤字だけど、景気を良くするためには大規模な支出もいとわない。ただ、かつてのようなばらまきになるといけないので、一定のワクを作りました。それが「国土強靱化」という考えです。
災害に強い国土を作る必要はある。そのために必要な支出はしっかりとする、というもの。
名目はそうでも、実際にはダム、道路、河川工事などに多額の支出をすることになりました。実質は、以前のスタイルと変わりありません。再び「人からコンクリートへ」と逆戻りと揶揄されました。
そんないきさつで「国土強靱化」は政府の大きな看板仕事になったわけです。それを担当するのが国交省ではなく、内閣府だということからも、そんな理由からなのでしょう。
昨年、この国土強靱化に資する民間の取組をまとめるということになりました。広く公募があり、当院でおこなっていることを情報提供していましたが、当院の事例が取り上げられることになりました。そして本日、その事例集が公表されました。
政府のウエブ上で見ることができます(下記のサイトです)。この中の「事例番号054」が当院です。
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kokudo_kyoujinka/minkan_torikumi/
ただ、とても情報量が多いので、なかなか探せないかも。なので、当院だけの抜粋を作りました。
https://www.kodomo-iin.com/Resources/kokudo.pdf
(このHPのトップページにもリンクを作りました)
ここで紹介したのは、当院の薪ボイラーを中心とした自然エネルギー利用のシステム。薪というバイオマス燃料が冬場の暖房に大いに寄与しています。薪は国内で作ることができますし、燃焼させても地球上の二酸化炭素を増加させません(木材が育つ過程で吸収していたCO2を、再度放出しているだけ。カーボンフリー)。エコで有り、自前調達が可能な燃料です。これを普及させない手はありません。
さらに災害時の対応も、多重的に行っています。発電機の整備、非常時の冷暖房設備。さらに断水時でも地下水を利用することで水洗トイレが使用できるシステム。こういったものを駆使することで、「ノンストップ診療所」を目指す取組を続けてきました。
今回受けた取材の中で、一番興味をもってもらったのはこの水洗トイレでした。下水道が破壊されている状況では使えませんが、断水しているだけの時には、流す水があれば水洗トイレは機能します。問題はその水の確保。そこで考えついたのは地下水の利用です。
ここは雪国ですので、冬場の消雪設備はしっかりしています。当院にも全部で6台の揚水ポンプがあります。それを利用すれば、いつでも水洗トイレが使えます。非常用の発電機とつなげてポンプを動かし、トイレ室の天井裏に設置したタンクに地下水をくみ上げます。そこからは自然落下で水洗トイレに流せば、十分に用が足ります・・用がたせます(^^;)
この方法は雪国はどこでも使えます。既存の設備を少し改造するだけでできるでしょう。何といい案だと自画自賛しているのですが、こういった設備を作ったという話は他からはあまり聞こえてきません。
災害時の対応で、トイレって大切ですよね。大々的に取り上げてもらって、広く普及するといいな、などと思っています。
そんな思いもありますので、今回、政府が当院の取組を取り上げてくれたことを、とても嬉しく思います。
他にも多数の事例が掲載されていますので、いろいろと役に立ちそうです。私も他の事例に目を通してみるのが楽しみです。
※表紙をアップしましたが、その下の真ん中に赤いボイラーが見えます。これは当院のものです。これもちょっと嬉しいです(*^_^*)
投稿者 tsukada : 18:24
2015年06月14日
25周年
本日(6月14日)、医院は開業から25周年を迎えました。1990年(平成2年)に誕生し、今日で25歳。
「四半世紀」という大きな区切りを迎えました。先日、職員からもお祝いをしていただきました。
大きな花束は、玄関に飾ってあります。華やかになって、いいですね。
職員からはもう一つ、ステキなプレゼントをいただいてあります。まだお披露目できていないのですが、近日中に診察室に飾りますので、皆さんにものちほどご紹介いたします。
思えば長いこと、この仕事をしているものです。33歳で開業し、今は58歳・・もうすぐ還暦ですよ。一般企業ではそろそろ窓際族??
でも「定年」がないのがこの仕事(それが良いことなのかどうかは分かりませんが)。
老いにめげず、これからも引き続き、地域の子どもたちと親御さんのために頑張ります! どうぞよろしくお願いします。
投稿者 tsukada : 21:28
2015年06月13日
蓮の葉
ときどき早起きします。今朝の高田公園では、蓮の葉が大きく育っていました。散歩の途中です。
毎日見ていると、少しずつの変化に気づかないことがあります。でも間をおいて見ると、よく分かります。
先月はまだ小さな葉を水面からのぞかしていただけなのに、今では水面いっぱいに葉を広げています。
あと1か月もすると、花を咲かせることになるでしょう。季節は確実に進んでいるんですね。
投稿者 tsukada : 20:44
2015年06月12日
MERSにも注意を!
韓国でMERS(中東呼吸器症候群)の患者発生が拡大しています。日本での発生も予断を許さない状況になりつつあります(すでに入っているのではないかという識者の指摘もあります)。
当院でも渡航歴の確認をすることにしました。韓国、または中東に渡航歴のある方はお申し出下さい。
(潜伏期は14日程度以内)
さらに熱や咳がある方は、隔離で対応いたします。どうぞご協力下さい。
投稿者 tsukada : 15:18
2015年06月11日
上越でデング熱
びっくりなニュースです。上越でデング熱が発生しました。
ただ、東南アジアで蚊に刺されて、帰国後に発症なのだそうです。人から人へは感染しませんので、この子が蚊に刺されていない限り、周囲での発生はないでしょう。
でも、日本では北海道を除いて、デング熱を媒介する「ヒトスジシマカ」はいますので、いつ患者発生があってもおかしくありません。
蚊が発生しないよう、家の周りなどに水たまりができないように。草の裏も好きなので、植栽を刈り込むことも大切のようです。
さらに刺されない工夫を。長袖、長ズボンを着用し、虫除けスプレーも効果的。蚊取り線香も必需品。
もしかしたら蚊帳での生活が復活するかも。私が子どものころは必需品でした。もう何十年も見かけていませんが、また売り出されるかもしれませんね。
これからの夏、くれぐれもご用心下さい。
投稿者 tsukada : 23:07
2015年06月08日
走る小児科医
昨日、当地で開催された「高田城ロードレース」に参加いたしました。地元で行われるマラソン大会・・実家の前を通りますし、自分が育った街の中を走れるので、とても楽しみな大会です。
それに、3年前に参加したのが、初のマラソン大会でした。55歳から始めたランニングの「原点」とも言える場所。毎年とても楽しみにしています。
今年はさらに「お仕事」が加わりました。生中継している地元のケーブルテレビ局にランニング中の写真を送信するというミッションです。いつもお世話になっているテレビ局ですので、依頼があった時、二つ返事でOKいたしました。
あちこちの大会に出たときに、その思い出に途中で写真を撮ることはありましたが、走るのにやっと・・。あまり「見てもらう」ことを意識したことはありませんでした。なので、ちょっと不安もあったのですが、でもやるからにはちゃんとしたものを。
ランナー目線で、ランナーの息づかいが感じられるような写真を、視聴者の方に見てもらうことにしました。途中で10枚ほど撮影し、メールに添付する形で局に送信しました。
自慢の一枚が、電車と併走しているランナーの姿です。トキめき鉄道というローカル線(北陸新幹線ができるまでは信越本線)の電車も写真にとらえることができました。遠くから電車の音が聞こえ始めたので、急いで写真の準備をして待っていました。ほとんど偶然の、貴重な一枚になったと思います。
その他は、エイドで給水を受ける選手の写真、坂道を頑張って登るランナーの写真など。いずれも臨場感のあるものが撮れたと思います。
あとで番組を見たのですが・・けっこう大きく扱ってもらっていました。多少のタイムラグはありますが、今どこで、どんな状況でランナーが走っているか、テレビの前の方々にお伝えすることができたようです。依頼されたことがきちんとできたみたいで、ホッと肩の荷を下ろしました。こんな経験は初めてでした。
走りながら大変でしたね、とも言われたのですが・・けっこう楽しかったです。ただ走っているだけだと、疲れて来て、気持ちが滅入ってくることもあるのですが・・。いい撮影ポイントがないかを探すだけでも気分転換になるものなんですね。
それに撮影する間、少しの時間ですが足を休めることもできました。タイムロスにはなるけれど、もともとタイムを競っているわけではありません。「楽しく完走」が目的で、ムリしないことが肝心(いい歳ですから)。
タイムが遅くなっても、写真を撮っていたからという言い訳ができたのは、何よりのことでした(^^;)
依頼があれば、来年も「ランニング・リポーター」をしますよ!
投稿者 tsukada : 23:36
2015年06月05日
個人情報の漏洩
先日公表された「年金情報漏れ」は大問題になっています。日本年金機構がもつ125万人もの個人情報が、何者かによって盗まれたというものです。
毎日ニュースで大きく取り上げられています。まだ詳細はあきらかにされていませんが、どうみても機構の体制や対応がおかしいです。
こんないいかげんな仕事をしているのかと思うと、怒りがこみあげてきます。
ハッカーによる攻撃によって簡単に情報漏洩がおきてしまいました。不正な添付ファイルを不用意に開けてしまったのがそのきっかけですが、その職員の責はあまり問えないように思います。外部との連絡をするのは通常の仕事ですから(メールのやりとりもその一つ)。
問題は、ハッキングされたパソコンから個人情報にアクセスすることができたこと。個人情報を扱うネットにつながっていたなんて、ありえません。さらにそのパソコン自体に個人情報が入っていたという報道もあります。
悪意のある輩は存在します。それをなくすことはできません。であれば、ハッキングされた時に、情報漏洩がおきない仕組みを作っておくことが必要。
その手立ては簡単です。外部につながるパソコンで個人情報は扱わないことです。パソコン自体にも個人情報をもたせず、さらに個人情報を扱うネットにもアクセスできない。それだけのことで、個人情報は守られます。(部内に悪意のある人がいれば別ですが)
話は変わりますが、私たちの医療機関でも同じ問題を抱えています。日々の診療記録は重要な個人情報であり、しっかり守られなければいけません。紙のカルテでは物理的に盗まれないようにする対策が必要ですが、もし漏れたとしてもその情報は限定的でしょう。
ところが電子カルテのシステムは、もし漏洩がおきてしまうと情報量は膨大ですし、被害も深刻です。あってはならないことです。
当院でも6年ほど前から電子カルテを採用していますが、この点のセキュリティー対策は強固です。現在8台のパソコンを端末として使っていますが、そのどれも院外につながっていません。完全に独立した院内のLANを構成しています。
院内にはインターネットにつながるネットワークがもう1系統ありますが、そちらからは電子カルテのシステムには入り込めません。仮にハッカーが当院のパソコンに向けて攻撃をしてきても、外部につながってパソコンがダウンしたり、不正な動きをすることはあっても、患者さんの個人情報が漏れることは起こりえない状態になっています。
ある意味で単純で、そして完璧に近い対策は、何も当院だけではありません。厚生労働省の指導により、すべての電子カルテのシステムに求められています。おそらくほとんどの電子カルテを採用している医療機関は、そうしていることでしょう。
今回問題になっている日本年金機構は厚生労働省が所管する団体です(以前は社会保険庁という下部組織でした)。私たちに課しているルールを、どうして日本年金機構には守らせなかったのでしょう。問題が起きればその影響が計り知れないほど大規模で、深刻なものになることは想像できたはずなのに。
1台のパソコンがハッキングされたあとの対応もまずいですね。そのパソコンをネットワークから切り離したけれど(ケーブルを抜いただけですが)、他にも同じような被害がでているパソコンがいるはずという視点はなかったようです。職員に不審なメールに注意しろと連絡しただけで、機構内のパソコンの全てをネットから切り離したりすることはすぐにはしませんでした。それが事態の深刻さを増すことにつながりました。
全くあきれます。こんな程度の仕事しかしていなかったんですね。年金について、その重要性を理解しているのでしょうか。
この事件のあと始末で使う予算も、年金の一部や税金が使われます。必要な対策をしていれば起こりえなかったはずなのに。その責任をどうとるのでしょうか。
これを機に、年金機構がきちんとした組織になり、しっかりとしたセキュリティーが構築されることを願うのみです。でも・・あまり期待は持てないような気もしていますが。
投稿者 tsukada : 23:20
2015年06月03日
あともう少し
こんな看板が市内のあちこちに立てられています。次の日曜日・・7日は高田城ロードレース。地元で開催されるマラソン大会です。私はハーフにエントリーしています。
今から3年前、この大会で10キロを走ったのが、私のマラソン人生(?)の始まりです。初めて走ったのに、1時間を切るという「好記録」。それに味をしめて、そのあとはいろんな大会にでるようになりました。
今回の高田城ロードレースは私にとって4回目。例年暑さが厳しいのですが、今年はどうかな。やっぱり暑そうです。2週間前のフルからはあまり練習していないのが、ちょっと心配。それにその時に傷めた足の甲にまだ痛みが残っているのも不安要素・・
でも、以前に比べれば走力も着いてきたし、暑さにも慣れてきました。少しは余裕をもって走れるようになったんじゃないかな。もともとタイムを争うような走り方はしていません(できません)から。
そんな中、今年はケーブルテレビ局から「ランニング・レポーター」を頼まれました。走りながら、ランナーの様子を、ランナー目線で伝えてほしいとのこと。途中で写真をとり、それを放送局へおくって、ライブ中継している番組内で使います。
さてちゃんと伝えられるかな? 写真は撮ったものの、ぶれていたり、へんなところをとったりして、全然使えないかも。
もしかしたら・・自分が具合悪くなり、突然救護室や救急車の中の写真が放送されちゃったりして(>_<)
ちなみに、ランナーはエントリーの時点で「テレビで顔が映ることを承諾している」とのこと。でも沿道の応援の方や、ボランティアの方はNG。つまりランナーだけを撮るようにと言われました。なかなか難しい世の中なんですね。
当地におられる方は、どうぞお楽しみに。上越ケーブルビジョン(JCV)の番組です。
投稿者 tsukada : 19:13
2015年06月02日
防火訓練
医院で春の防火訓練を行いました。今回は消防署の方にお越しいただき、直接指導していただきました。さらに・・本物の消防車!
病児保育室を利用中の子どもたちも、避難訓練に参加してもらいました。ご褒美に、消防車に乗せてもらって記念写真も。みんな、ありがとうね!
私もちゃっかりと「司令席」に載せてもらいました(*^_^*)
ご指導いただいた消防署のみなさん、ありがとうございました。これからも職員一同、防火や災害に備えるよう心していきたいと思います。
投稿者 tsukada : 23:07