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2015年06月25日

お気に入りのミニチュア

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 先日、衝動買いしたミニチュアです。ドイツのsiku(ジク)という会社のもの。ある百貨店のキッズコーナーにありました。

 働くクルマから乗用車、スポーツカーなど、実に多種多様なミニチュアが並んでいました。目移りするほど。

 でも気になったのがこれ。何をするのかというと・・木材の伐採をする機械です。森の中に入っていって、木の根元に先端の部品を取り付け、まずはカット。その後、その部品が木の先端まで動いて枝を全部切り落とします。その場でちょうど良い丸太ができる、というものです。

 欧米など、広い森林があり、さらに木材資源を積極的に使っている地域で開発され、利用されています。日本は導入がまだ進んでいないようです。森が狭く、使いにくいこともありますが、こんな高額な機械(おそらく数千万円)を使うほど、林業が収益を出していないのかもしれません。

 でも日本の国土の7割は森林。それを大いに活用せずに、海外から石油などの化石燃料を大量に輸入するのはいかがなものでしょう。お金をかけてでも、森林資源の有効活用をはかるべきです。

 人手は確かに少ないようです。さらに高齢化もしています。そこで必要なのは、こういった高機能の機械です。大量の森林資源を、少ない人手で処理してくれます。

 そんな働くクルマがミニチュアになっているなんて、日本では考えられません。それだけでもドイツや北欧の機械化が進んでいることを示しています。

 それを日本で売っても・・売れないかも。少なくても子どもたちが大好きだなんてことはないでしょうね。

 おもちゃ売り場の前を行ったり来たりしながら、「私が買わなければ、もらい手はないだろうな」。思い切って買ってしまいました。

 今は私のパソコンの前に飾ってあります。きっと誰も興味を持たないでしょうね。でも、行き場所があって良かったね・・そんな気持ちです。

 それとも、まんまとメーカーの戦略にはまったのでしょうか。

投稿者 tsukada : 2015年06月25日 18:39