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2015年07月20日
自戒
今朝の新聞記事。昨日おきた事故を報じています。トライアスロン中に2人の方が亡くなりました。
それぞれは山形県と鳥取県・・遠く離れた2つの大会ですが、いずれも水泳中の溺死でした。そして、二人とも医者。
経過はよく分かりませんが、同じ日に、同じように複数の医者が水中で運動中に死亡。偶然が重なっているのは確かですが、でも私にとっては衝撃的です。
お二人は40代と50代。私より少し下の年齢。トライアスロンをしているのですから、きっと普段からそれなりに練習はしているのでしょう。
でも事故にあい、亡くなりました。何があったかは分かりませんが、競技中に溺水し、死に至ったことは確かです。
一概には言えませんが・・職業柄、運動が日々の仕事ではありません。運動は十分ではなかったのかもしれません。
大会に向けての準備はどうだったでしょう。しっかり休みをとり、余裕をもって臨むことができていたでしょうか。
調べさせていただきましたが、お二人とも開業医の方のようです。お一人は循環器の専門医。もうお一人は消化器が専門で、あるフルマラソンを3時間32分というすばらしいタイムで走りきっていました。
なのにどうしたのでしょう。やはりどこかに無理があったのでしょうか・・。
詳細は不明ですが、でも人ごとではありません。55歳から走り始め、今ではあちこちのマラソン大会に出場するまでになりました。
一時期はトライアスロンも面白いなと思った時期もありました。私のおじさんが、80代になってもトライアスロン大会に参加しているのを見ているので、興味もありました。
でも、やめました。私には無理。とくにきちんと泳げるようにするには、そうとうの練習をしなくてはいけないけれど、その時間も根性(?)もありません。
ランニングだけで満足です。それもあまり無理をせず、観光も楽しみながら走り続けていこうと思います、自分の体調に気をつけながら。
健康になるために、あるいは健康であることを確認するためにしているスポーツで、最大の不健康である死に至るとは、本末転倒の事態。そうならないよう、お二人のことは「他山の石」としたいと思います。
同じ医者として、とくに開業医として、まだまだやりたいこと、やらなければいけないことがたくさんあったことと思います。無念さが伝わってきます。ご冥福をお祈りいたします。
投稿者 tsukada : 2015年07月20日 16:09