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2015年08月19日

「いざという時」のために

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 当院の病児保育室は、親御さんの「いざという時」のためにお役にたっているものと思います。ここ数年間は年間の利用数が約3千人・・1日あたりでは12〜13人になります。いつの間にか日本有数の規模になっていました。これからも職員一同頑張って、子どもたちのために、そして親御さんのために頑張っていきます。

 保育室にとっても「いざという時」があるかもしれません。地震などの自然災害の他、あってはいけないことですが火事も。その時の避難計画は、毎日作成しています。お子さんごとに「自力で」「おんぶで」「カートで」など。避難計画が日替わりで変わる・・いかにも病児保育室らしいですね。

 さて、先日、わたぼうし病児保育室の入り口に突然現れた小屋・・いったい何だろうと思われたでしょう。今日その前面にディスプレーを施しましたので、お分かりですね。避難用カートの収納庫です。

 カートは数年前に購入し、準備していたのですが、これまではベランダに置いていました。雨風はしのげていましたが、サビも目立ってきていました。ペイントして、新品のようにしましたが、もう1つ手を打ちました。それが専用の収納庫の作製でした。

 「いざという時」には直ちに役に立ち、子どもたちの命を守ることができるでしょう。そんなことがあってはいけないのですが、備えあれば憂いなし、です。

 ところで・・このカートは本来は保育園のお散歩用のもの。普通の園であれば、毎日のように出番があるはずですが、病児保育のシーンでは外出やお散歩がありません。当院に売られてきたことで、出番がなく、カートとしては不本意でいるかもしれませんね。ちょっと申し訳ないような気持ちです(^^;)

投稿者 tsukada : 2015年08月19日 17:11