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2015年09月05日
消防訓練
先日(9月1日、防災の日)、院内で全職員を対象に防災訓練を実施しました。今年度2回目になります。
前半は、「処置室から出火」という想定のもと、初期消火、患者さんや保育室の子どもたちの避難誘導、消防署への通報など。実際に体を動かしてもらいました。
万一のトラブル発生時(火事だけではなく、地震などの自然災害も)、勤務の人員、患者さんの状況、保育室の預かり状況など、不確定な要素がとても多いので、職員の一人ひとりが臨機応変に対応する必要があります。そのためにも、こういった訓練を大切にしていきたいと思っています。
後半は心肺蘇生の練習。消防署から2体のお人形を借り、心臓マッサージとAED使用の練習です。看護師などはすでにマスターしていますが、事務職員や保育士など、全てのスタッフにも慣れてもらうことがねらいです。
いつ、どこで、誰が心肺蘇生を必要とする事態に遭遇するかもしれません。その時、必要なことを的確にできるようにしておこうということです。
トラブルに遭遇した時、一番いけないのは傍観すること。まずは行動する。結果は問われません(何もしなければ、悔やまれることでしょう)。そのためにも、こういった訓練をくり返すことが大切です。
一応、医師たる私も心マッサージをやりました(やらされた?)。1分間100回の胸部圧迫・・けっこうしんどいです。再度は「医師の権限」で、死亡宣告をさせていただきました。あしからず。
投稿者 tsukada : 2015年09月05日 21:07