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2016年03月14日

パーソナルベスト

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 またまたマラソンを走ってきました。今回は石川県の七尾市。「能登和倉万葉の里マラソン」です。

 昨年に続いての参加になりました。とても坂が多く、私にとって(おそらく多くのランナーにとっても)難コース。でも能登湾をグルッと廻るコースは、里山・里海の風景が満載。東京マラソンとは違った魅力あるコースです。

 昨年はネットタイムで4時間59分・・これまで参加したなかで、5時間切りを達成した唯一の大会です。前半は坂道つづきですが、調子に乗って走っていると、後半がスピードダウン。最後は歩いてしまう・・。

 そんな反省を踏まえて、今年は前半を抑えて、後半もスピードを維持。できればグロスタイム(号砲がなってからゴールするまでの時間)で「5時間切り」を目標にしていました。

 果たして・・またもやってしまいました。抑えていたつもりですが、30キロくらいからスピードがでず、40キロ近くになったら歩いてしまいました。脚を温存するために、前半の上り坂では一部歩いてみたのですが、その効果はなかったようです。

 最後は吐き気もあって、辛かったのですが、最後の1キロは再度ギアを入れ直し、笑顔でフィニッシュできました(そう思っているのですが、顔がひきつっていたかも・・)。

 グロスタイムの目標は達成できず。でもネットタイムでは5時間切りができ、さらに昨年より1分ほど短縮しました。

 難しいコースで「自己最高記録」をマークしたのですから、良しとしましょう。それに、東京マラソンから中13日での連戦ですから、我ながらよく頑張りました!

 「5時間切り」にこだわるのは理由があります。次の大会は4月17日の長野マラソンなのですが、これが5時間制限なのです。いつもはもっと制限時間の長い、ゆったりした大会にでているのですが、これはとてもタイト。そうとう頑張らないと完走すら無理に。

 それもネットタイムではなく、グロスタイムで5時間以内。「鈍足ランナー」はスタート時は後方にいますから、数分のタイムロスがあります。それを想定して、今回は走っていました。

 でも、長野マラソンのコースは平坦だとのこと。能登和倉の難コースで5時間前後で走れたのですから、何とかなるかな。

 そんな自信も少しつきました。次の大会までは5週間あります。少し脚を休ませたら、またトレーニングに励みましょう。

 途中の関門が通過できなかったどうしよう、時間内にゴールできなかったどうしよう・・そんなネガティブなことは考えないで、ただまっすぐ進んでいきたいと思います。それができそうな気持ちになれた大会でした。

 ところで能登和倉は温泉がとても有名。いいお湯につからせてもらいました。とくに走ったあとのお風呂は気持ち良かったです。引きづるくらいの痛みがあった脚が、入浴後は楽に歩けるようになりました。

 それと牡蠣の産地。エイドで食べた牡蠣のどんぶりはとても美味しかったです(昨年も食べていましたが、味わう余裕はなかったです)。

 今回も大会関係者、ボランティアの方々、沿道で応援して下さった皆さん、お宿で心のこもったおもてなしをしていただいたスタッフの方々。地域の全ての方々にとてもお世話になりました。良い思い出ができました。感謝申し上げます。

 でも・・ゴール後の参加賞で、牡蠣汁が用意されていたのですが、私が並んだころには肝心の牡蠣がなく、ただの野菜汁。疲れた体にはそれも美味しかったですが、ちょっと残念。

 来年はもっと早くゴールして、牡蠣のちゃんと入った牡蠣汁をいただきますよ。おや、もう来年も走る気になっている院長です。

投稿者 tsukada : 2016年03月14日 22:40