2016年08月09日
あのビニール袋は何?
先日の避難訓練について、お問い合わせをいただきました。写真に写っているビニール袋は何?というものです。
病児保育室から子どもたちを避難させている中、一人の保育士が手に透明のビニール袋をもっています。おやつ? 水? 救急用具? はたまたゴミ??
写真を見る限りでは、あまり避難に関係のなさそうなもののように見えるかもしれませんね。
実はあのビニール袋には子どもたちの靴を入れてあります。
以前の避難訓練で、子どもたちの靴を履かせるのが大変だったので、避難の際は時間がなければ裸足で行く(とくに小さな子)ということにしました。みんなの靴をまとめて持ち出す必要があります。
特別な用具はいりません。ビニール袋が最適。当日の利用者数は日によってまちまち。あまりきっちりした道具を用意しても、それで足りないことがありえます。大きめなビニール袋であれば、多めの子どもたちがいても、袋一つでたります、ざっくざっくと入れるだけなので、簡便。
それを靴箱のすぐ近くに必ず置くことになりました。靴置き場近くのカウンターの「裏」に貼り付けてあります。場所も取らないし、一般の方が目にすることもありません。
これはみな、職員が話し合って課題をはっきりさせ、その解決のために自主的に決めて実行している避難手順です。
ちなみに、黒ではなく透明の袋でというのは私の指示なのですが・・昔、引っ越しの時に自分の革靴を黒い袋に入れておいたら、いつのまにか捨てられたという苦い経験からです(>_<)
たかがビニール袋ですが・・そんな意味合いがあるのですよ。
投稿者 tsukada : 2016年08月09日 17:29