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2016年10月18日

驚愕の事実!?

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 当院の「わたぼうし病児保育室」は、上越市の病児保育事業の委託を受けて運営しています。その事業の対象者はもちろんですが、対象外であってもお断りすることなく受け入れています。

 このところ、利用者数がさらに増大し、「嬉しい悲鳴」状態です。先月からはパート職員3名を追加採用し、さらなる体制強化も図っているところです。

 隣の妙高市から利用者がおられます。今年度の前半では述べ60名が利用されました。昨年度一年間の利用が55名でしたので、その倍以上で伸びています。

 遠くから当施設を頼りにしていただき、その点は嬉しいです。しかし、経営的には大赤字。その分は医院収入から補填している状態です。

 ところで、妙高市には「病後児」の施設が1つあります。当院を受診している子どもたちが、妙高市在住であれば、指示書を発行して、利用してもらうことが可能です。そのために妙高市に依頼して、資料や指示書を送ってもらいました。

 これで当院からも、妙高市の病後児保育事業に協力させてもらうことができるようになりました。必要な方はどうぞご連絡ください。

 で、何が「驚愕の事実」なのかと言うと・・パンフレットの文面です。

 「病児のお子さんは上越市の【わたぼうし病児保育室 025-544-7779】をご利用ください。」

 当施設を紹介していただいていますが、素直に喜べません。妙高市からは、何の支援も受けていません。それどころか、連絡すらもらっていません。

 こんな文面を見れば、親御さんは「病児についても妙高市は責任を持って他を紹介している」と誤解しないでしょうか。妙高市民の利用が倍増している背景には、こんな事情もあるのかもしれません。

 この点については、さっそく妙高市の担当課に電話連絡させていただき、苦言を呈しておきました。ただ、この文面を変える必要はなく、今後、文面にふさわしい行政努力をしてほしい、ともお話ししました。

 さてどう対応していただけるか、今後の動向を注視していきたいと思います。

 もちろん、妙高市民の利用もこれまでどおり快く受け入れます。それが当院の子育て支援のスタンスだからです。

 でも、できれば妙高市の方には、市役所に「何とかしてよ」って「市民の声」を届けて頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願いします。

投稿者 tsukada : 2016年10月18日 19:34