2018年10月23日
視察
自治医科大学などの職員の方が、当院のわたぼうし病児保育室を見学に来られました。
大学にはすでに病児保育室がありますが、それをさらに拡大し、既存の認可保育園に併設したい、とのこと。
わざわざ栃木県からの訪問。遠路をご苦労さまでした。
自治医大は私の母校です。学生時代の6年間を過ごしました。その途中で結婚し、長男が誕生。
当時は乳児を預かる地域保育園はほとんどなく、産休後に勤務を続けるのはとても困難(育児休暇の制度も限定的)。
子どもの保育に困った家族が集まり、共同保育園を開設。大学の構内で、ゲリラ的に(笑)保育をしていました。それが「わたぼうし共同保育園」。
私にとって、わたぼうしという名前の保育施設は、今が2代目なんです。
共同保育園の目標は、大学内で職場保育園を作ってもらうことでした。その活動が評価されたのか、私が卒業して大学を離れたあと、構内に保育園が開設されました。
10年ほど前、大学内で病児保育室を作る動きがあった時、呼ばれて講義に伺いました。
そんな折々で、私が関わりを持つことができていることを嬉しく思います。
自治医大のことをあれこれお聞きすることができたのも、楽しかったです。教授をしている同級生のこと。大学の変遷。色んな物や事が変わったり、変わってなかったり。
一番はこれ・・わたぼうし共同保育園でお仕事をされていた保育士さんが、今、大学構内にある保育園の園長をされていることです!! そこで働いていることは知っていたのですが。
その時にお世話いただいた長男は、今では私と一緒に働いていますよ。時の流れを感じさせていただいた一日でした。
投稿者 tsukada : 2018年10月23日 18:20