2019年11月20日
修理完了
この写真だけでは何だか分からないかも。先日故障した薪ボイラーです。
加温タンクの水漏れ部分を業者さんに修理してもらいました。
まず亀裂の内部にハンダを入れ、その上に銅板で覆い、さらにその上から大きくハンダ付け。3層の構造で補修を行ったということです。
亀裂の原因はサビではないようです。鉄板を90度曲げている箇所が、その方向に沿って線状に亀裂が入っているのが特徴。
温度の上下に伴い鉄板が拡大と縮小を繰り返していたために、構造的に弱い部分が金属疲労をおこした。それがプロの判断でした。
なるほど! 納得です。
ハンダ付けで大丈夫?って思ったのですが・・ハンダは200度以上にならないと溶けないそうです。さらに、途中に銅板をサンドイッチしていますが、鉄と銅では温度による伸縮率が異なるので、単純にヒビが入ることはないでしょうとのこと。
さすが、プロの技です。
さっそく火を入れてみました。何ごともなかったかのように、薪ボイラーは稼働し始めました。また明日から院内をポカポカと暖めてくれるでしょう。
「疲労骨折」から回復し、また走り出しました。
ボイラーマンもまた元気になりました!
投稿者 tsukada : 2019年11月20日 19:37