2020年02月19日
危機管理 第二段
医院の自家発電機のメンテを実施中。今日は中型の2台のバッテリー交換とあわせてオイル交換も実施してもらいました。購入から8年ほど経っていますが、初のことです。
1台は電子カルテ専用。昔の紙カルテと違って、電子カルテは停電するとただのハコ。全く機能しません。電子カルテの導入時に、ではどうすればいいか考えて、この専用の発電機を導入しました。
院内の電子カルテシステム(ホストサーバーと8台の端末)の電源は1系統で全館に配線。通常は商用電源を供給していますが、停電時には発電機に切り替えます。
ここでミソなのが、無停電装置を通していることが重要。瞬間停電はもちろん、10分ほどの停電なら耐えられます。その間に発電機を稼働させ、そして切り替えます。停電くらいでは休診にしないぞ!っていう気持ちです。
もう一台は、非常時の灯り確保用。専用の照明が院内各種に設置してあります。また数か所には、停電時に使えるコンセントがつけてあります。これらは発電機に直結してあるので、発電機を運転すれば直ちに院内が明るくなり、電源も使えるようになります。
先日、大型発電機のメンテをしてもらいました。この時は、セルモーターが動かなくなって気づきました。いざという時に使えないのでは、意味がありません。
同じテツは踏まない!
といことで、これらの中型発電機はトラブル前にメンテをしてもらうことにしました。やっぱりバッテリーなどの劣化は進んでいました。メンテしてもらって良かったです。
投稿者 tsukada : 2020年02月19日 17:14