院長ブログ
トランシーバーが活躍
☆トランシーバーが活躍
院内にはトランシーバーの通信網があります。
特に病児保育室と医院の連絡には欠かせません。
通常であれば内線電話で十分。
時間があれば、歩いてくれば、対面で連絡できます。
しかし、いざという時にはそれでは頼りない。
実際にあったことですが、保育室で預かったお子さんが痙攣を起こしたことがあります。
熱性痙攣の頻度は少なくありませんし、胃腸炎関連痙攣もありました。
病児に慣れている保育士ではありますが、医療従事者ではありません。
医師や看護師が直ちに駆けつける体制を作っておかないといけない。
そんなふうに考えて、以前からトランシーバーを常備しています。
電話と違うのは、一方的に音声を送れること。
また緊急性があるかどうかは、声の質や音量で分かります。
話している内容が伝わらなくても、大きな声で何か言っている、となればすぐに駆けつけます。
その時は診察中でも、一時中断し、保育室に向かいます。
おそらく10秒くらいあれば辿り着けるでしょう。
看護師も後に着いてきますが、そこで応急処置をし、その後、医院の方に連れてきます。
そんな緊急時連絡のシステムを作っておくことで、保育士も安心して病児の保育ができることでしょう。
何しろ、発熱があったりして具合の悪いお子さんを預かっているのですから、色んなことが起こりえます。
初代のトランシーバーは20年近く使いました。
電池の交換ができなくなったり、雑音が入るようになって陳腐化。
思い切って全台入れ替えをすることにしました。
今日到着したトランシーバーがこれ。
軽くて、使いやすい。
音声も明瞭。
電池交換や使い勝手は携帯電話のよう。
これから毎日の業務に役立つことでしょう。
最近使う頻度が多くなっていました。
それは、屋外との交信が必要だからです。
コロナ予防接種の際に、玄関先で案内し、それを中にいるスタッフに伝えます。
病児保育室では、入室前にコロナ検査をすることもあり、その結果を室内の保育士に伝えます。
新しいトランシーバーを携えて、走りながら仕事をする。
当院らしいということでしょうか。
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