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院長ブログ

謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。そういった新年の挨拶をする間もなく、日本に大きな出来事が襲って来ました。

言うまでもなく、元旦に起きた能登半島の大地震と、翌日に起きた羽田の航空機炎上の事故です。

元旦の午後は、親戚が集まって家族で新年会を行っていました。その「縁たけなわ」の中で、急に地震に襲われました。当地でも震度5強。大きく揺れましたが、人的な被害もなく、棚から多少の物が落ちてくる程度で、物的な被害もほとんどないくらいでした。

でも、その後に「津波警報」が出され、さてどうすればいいのか、迷いました。我が家のあるのは海からは10数キロ離れているので、被害はないだろうと考え、自宅でそのままいることに。

その後も大きな余震が時々あり、小さな子どもたちがいたので、その子たちが怪我をすることがないよう、気を遣っていました。

テレビの画面は地震速報に切り替わり、震源地の能登半島では大きな被害が出ていることが分かりました。津波もすぐにやって来ていました。

いまだに被害の全容は分かっていませんが、死者、行方不明者はそうとうの数に上りそうです。孤立している人たちも少なくないようです。

また避難している人たちも、劣悪と言えるほどの避難所で過ごされているようです。救助の手が十分に届いていないとニュースでは伝えています。

地震の翌日は、ほとんどずっとテレビでニュースを見続けていたのですが、夕方飛び込んできたのが羽田での航空事故でした。空港ないで旅客機が燃えている映像を、リアルタイムで身続けていました。乗客など数百人が搭乗していることが分かり、さて避難できたのだろうか、どうか無事であって欲しいと願いながら、テレビ画面から目を離すことができませんでした。

1時間ほどして、「全員無事」と報道された瞬間、涙が溢れて来ました。本当に良かった。あれだけの火災(最後はほとんど燃え尽きてしまいました)なのに、奇跡のようです。きっと乗務員の的確な誘導があり、乗客もしっかりと行動できたおかげなのでしょう。

でも、もう一機の海上保安庁の飛行機では、機長を除いて5人が死亡してしまいました。残念なことでした。ご冥福をお祈りいたします。

新年早々、重大な災害や事故が起きてしまいました。今年も多難な年になりそうです。心して仕事をし、生活をしていこうと思っている次第です。

こういった出来事から多くの、貴重なことを学ぶことができます。いや、学ばないといけないと思います。ここ数日で、そのことを色々考えていました。すぐにできることもあれば、多少長い時間とお金をかけて実施することもありそうです。そんなことも、これから紹介していきたいと思います。

今日の最後になりましたが、私のこと、医院のことなどを心配してご連絡いただきた多くの方に感謝いたします。私も、医院も、家族も、職員も、皆無事ですし、元気にしています。