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院長ブログ

続・トイレトレーナーの話

地震の被災地ではトイレ事情が切迫している、あるいはすでに破綻しているとのニュースを耳にすると、何とかならないものかとつくづく思います。

先日、トイレトレーナーのことを書きました。今すぐに間に合うことはないですが、あらかじめ自治体(市町村)に配置しておき、災害時は全国から派遣するというシステムを、今後早急に構築する必要があると考えています。

そのためには国が予算を用意して、自治体に実施させるのが本筋でしょう。でも、今の国の様子を見る限り、なかなか実行されそうにありません。

まずは自治体レベルで、ゲリラ的に準備していき、その輪を大きくしていくことです。指を咥えて傍観している場合ではありません。いつ、どこで、どんな災害が起きるか分からないのですから。

そういった思いを、上越市のある市議会議員に伝えたところ、さっそくお返事をいただきました。3月の議会で取り上げ、市に実施するよう伝えるとのことです。早く実現するといいなと思います。

あるニュースに記載があったのですが、すでに国の補助制度があるのだそうです。トイレトレーラーは1台が2400万円ほどかかるのですが(けっこう高額!)、そのうち3分の2は国から補助が出るそうです。実施主体の自治体の負担は約800万円。これなら購入も難しくはないような気がします。

あとは市当局のやる気です。トイレトレーラーだけではなく、さまざまな施策が必要になりますが、その中で重点的に実施してくれることを、強く願っています!!